リトアニアは、北海道よりも少し小さな面積を持つ国。そしてさまざまな魅力にあふれています。バルト三国として、まとめて見られてしまいがちですが、1~2週間リトアニアだけを満喫してほしいくらい、個人的にはとてもステキな国だと思っています。
これまでの旅行や滞在を通し、主要な町からマイナーな地域まで、リトアニア各地をいくつも訪れた筆者ですが、ここでは絞りに絞った3つの町を紹介します。

やはりまずは、首都のVilnius(ヴィリニュス)を訪れてみてください。
コンパクトな旧市街は丸ごと世界遺産に登録され、数々の教会をはじめ、美しい歴史的建築物が立ち並んでいます。小路が多いせいか、案外そこまで観光感がなく、個性的なお店が沢山あるのも魅力です。
大きな民芸市をはじめ、町を挙げてのイベントが数多く開催されるので、真冬を除けばいつ訪れても楽しめると思いますよ。自然との距離が近く、お散歩にぴったりな町です。首都のVilniusからちょっとした遠出ができる、という意味でおすすめしたい町が2つ。
1つ目はTrakai(トラカイ)です。
湖上に浮かぶトラカイ城が有名な観光地で、日帰りに丁度いい距離とサイズ感。この町に多く住むカライム人による、独特な三角屋根の家々がかわいらしくて、見ているだけで癒されます。
トラカイの名物料理・キビナイは、どのレストランでも味わえるので、ぜひ一度試してみてくださいね。2つ目はちょっとマイナーですが、Kernave(ケルナヴェ)という町をおすすめします。
かつての古都といわれ、大規模な野外ミュージアムを擁する丘は世界遺産に登録されています。
正直それ以外に観るべきところはあまりないのですが、なんといっても6月に開催される夏至祭がすばらしいんです! この日は町を挙げて祝福モードになり、小さなマーケット出店もあるので、お祭り気分を味わえますよ。本当はもっと色々な町を紹介したいところですが、今回はここまで。ところで各町への移動は、鉄道かバスのどちらかになりますが、個人的にはバスがおすすめです。マイナーな場所へアクセスがしやすく、国境を越えた旅も気軽にできるのがメリット。バス会社によってはWiFiやトイレが付き、長距離移動も快適。インターネットで事前にチケットを購入しておくとスムーズです。
ちなみに、旅行のベストシーズンはやはり夏。北欧は季節によって日の長さがかなり異なるため、早朝から夜遅くまで明るい5月半ばから9月ごろは、気候がよく観光しやすいですね。ただし「雨の国」という国名(諸説あるようです)を持つほど、突然の雨が多いため、どんな天候にも対応できる服装で出かけるのがおすすめです。
また、リトアニア料理はシンプルな味付けが多く、日本人の口に合うものがいっぱい。どの町に行っても、おいしいレストランやカフェに出会えます。

ここでは語り切れないほどの魅力に満ち溢れた、リトアニア。もうすこし世界が開けた日には、ぜひぜひリトアニアを探検してみてください。

ライター:のり@リトアニア
自然と手仕事を愛する人。”sumiyas”という屋号でライター、草木染、編み物などをやっています。
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