・日本語話者が多い
ポーランドの面積は日本の約4/5で人口は約1/3です。
ポーランドにおける日本語学習人口は東欧、北欧の中ではNo.1。ヨーロッパ全体で言うと、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、スペインに次いで6番目です。
統計によるとポーランド人1万人に対して1.16人が日本語を学んでいると言われています。(世界ランキングでは27位)
私もカフェでコーヒーを注文した際に店員さんに日本語を教えて欲しいと頼まれたり、レストランで注文していたらuber eatsの配達員に日本語で話しかけられたりということがありました。
また、私の住むポーランド第4の都市wroclawでは日本人と日本語を学んでいる外国人が集まって親睦を深めていく会があり、そこに行くといつも多くの日本語学習者で賑わっています。
「ポーランドは親日の方が多い」とよく言われますが、実際にこの日本語話者人口にも表れているのかもしれません。
・英語はどれくらい話せますか?
疑問に思う方もいると思いますが、ピンキリです。
例えば2017年のTOEFLのスピーキング部門でポーランドは受験した国の中で170ヶ国中59位の成績を取っています。日本は170ヶ国中170位だったので最下位です。
しかし、上記の部分だけでは絶対数として少ないので、「ポーランド人は日本人より英語が話せる方が多い」と言い切れません。
ただ私の経験ですとどこでも何か困ったときはポーランド語ではなく英語で尋ねても、英語で返してくれる人が数人いる印象です。(多くは店員ではなくお客様の中にいます)
英語圏以外でこれは大きなメリットだと思います。
・ポーランドは日本より寒いですか?
ポーランドと日本では地域によって差が大きく出るため、今回はワルシャワと東京で比較していきます。
過去5年の気象庁のデータを基に比較すると、ワルシャワの夏は東京の夏に比べての湿度が約15%低く、温度も約7度低いです。つまり体感温度は圧倒的にワルシャワが涼しく感じます。(7月と8月の統計から比較しています)
人によって体温は違うので言い切れませんが、ポーランドの夏はエアコンがなくても生活が出来るという方が多いです。実際にエアコンが家にある印象はあまりないです。
またワルシャワの冬は東京の冬に比べての湿度は25%以上高く、温度は約6度ほど低いです。湿度は高いですが体感温度の計算をした場合ワルシャワが少し寒く感じます。風速も約1~2m/s程ワルシャワの方が強いので寒さに慣れていない方はベンチコートなどの持参のお勧めします。(12月と1月の統計から比較しています)
ただ室内はセントラルヒーティングのおかげでぽかぽかです。調整が出来るタイプの物であれば、半そで半ズボンでも生活できるくらいです。
・最後に
ポーランドと日本の大きな違いは上記で述べて言語や気候以外にも食文化や宗教などがあります。
事前に出来るだけポーランドのことを調べ、準備を最大限しておくとポーランド到着時にすぐに文化に馴染み友達も増やすことが出来る事でしょう。
皆様がポーランドに来る日を楽しみにしております。
ライター:ルイージ@ポーランド
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