最近注目が集まっている「ヒュッゲ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
デンマークのライフスタイルを表し、一言でいうと「充実感をもたらす心地よいシンプルな暮らし」のこと。
毎日の日常の中に「ふっと」感じるのがポイントらしく、デンマーク人が心地よいと感じると「det er så hyggeligt!!(日:ヒュッゲだね!)」と呟きます。僕はこの瞬間を勝手に「ヒュッゲ認定」と呼んでいるのですが、当のデンマーク人の中ではヒュッゲ認定のハードルはさほど高くないことが分かってきました。

一般的にヒュッゲ認定が多いのは、友達とお茶やお酒を飲みながらまったりとおしゃべりしている時。そこにキャンドルか焚き火があればほぼ確実にヒュッゲ認定されると思います。

落ち着いたカフェはヒュッゲな時間に最適

それから週末に家族で公園散歩をしたら、家族でヒュッゲな時間を過ごすのでヒュッゲ認定です。
仕事の合間の雑談でも、コーヒーを片手に会話が弾めば、別れ際に「今のヒュッゲだったね」とヒュッゲ認定されちゃうことも。

そして、様子を見ていて面白いのは、家具の位置決め! 職場の模様替えの際、ソファの位置で「もう少し右にした方がヒュッゲだ」や「それはヒュッゲじゃない」・・・と真剣議論。右に、左にずらしたり、斜めにしたりと言われるがままにレイアウトを変更すること30分。最後は1cm単位の調整でやっとヒュッゲ認定いただきました (笑)

ヒュッゲなレイアウトにこだわったオフィス

家具の位置決めからも分かるように、シンプルで快適な空間を作ることには努力を惜しまないようです。そんなこだわりのせいか、デンマーク人はみんなインテリアのデザインセンスがかなり高い気がします。

ちなみに、僕が見た最もハードルの低いヒュッゲ認定は・・・、
「ソファに寝そべりながら、ポップコーンを食べつつ Netflix鑑賞を観ること!」

そ、それはハードルが低すぎでは?

ライター:ひぐち@デンマーク
デンマークで2番目に大きい都市 オーフス在住。デンマークでの日常や働き方を毎日noteに投稿しています。ヒュッゲを追求する職場の様子をまとめた「職場でもヒュッゲを追求するデンマーク」がおすすめです。


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