2020年10月からリトアニアの首都ヴィリニュスでワーキングホリデー滞在をしています、のりです。初回となるこの記事では、リトアニアという国について簡単にご紹介します。

そもそも、リトアニアってどこにあるの?という方も多いと思います。わたしの周りの人たちはほとんどが知りませんでした笑。実は意外に日本との関係が深いリトアニア、一体どんなところなのかといいますと・・・
リトアニアは、バルト三国のひとつ。フィンランドから海を渡り、北側からエストニア、ラトビア、そして一番南に位置するのがリトアニアです。
北海道の2/3ほどの面積を持つ小さな国に、約270万人ほどの人々が暮らしています。
1990年代前半までソ連の一部に属していましたが、中世はリトアニア大公国として栄えていた歴史を持ち、リトアニア人は自国の言葉や文化をとても大切にしています。

公用語はリトアニア語で、ラトビア語と並んで大変古い言語形態を持つ「バルト語派」に属す言葉です。リトアニア人の友人によれば、インドのサンスクリット語との共通点がしばしばみられる、不思議な言語なんだそうで、とにかく語尾の活用変化が多いのが特徴です。
現在の主宗教はキリスト教で、国民の祝日もキリスト教行事に即したものが多くありますが、ヨーロッパの中でキリスト教の布教が最も遅かったこともあり、古くから伝わる自然崇拝の名残が文化や行事に見られます。特に6月下旬に行われる夏至祭は本当に美しいですよ。

また、かつてはユダヤ人も多くリトアニアに暮らしていました。第二次世界大戦時、ナチス迫害から逃れようとするユダヤ人に向け、リトアニアでビザを発行した杉原千畝の名は「英雄」としてリトアニアでもよく知られています。カウナスという都市には、杉原千畝に関する資料を多数紹介する「杉原千畝記念館」があります。

そんな、多くの日本人にとってマイナーな国・リトアニアですが、2019年4月より「ワーキングホリデープログラム」がスタートしました。
次回は、気になる「リトアニアのワーホリビザの申請方法」について書いていきます。

ライター:のり@リトアニア
自然と手仕事を愛する人。”sumiyas”という屋号でライター、草木染、編み物などをやっています。
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