今日のハナシは、ちょっぴりややこしいです。
なにせ、ハンガリーのワーホリ申請についてですからね。

しかし何だかんだヤンヤン言いながらも、私たちは嫌でもビザと向き合っていかねばなりません。それと上手く付き合っていくためにも、まずは基礎知識を学んでいきましょう。

・ハンガリーワーホリ申請条件・必要書類

▽申請条件
①対象年齢:18〜30歳
②発給人数:200名
③滞在期間:1年間
④期間終了後:ハンガリーを含むシェンゲン協定加盟国から出国する

▽必要書類
①申請用紙
②パスポート&写真2枚
③滞在先証明書:2〜3週間分のホテルやAirbnbの予約書で大丈夫です。
④銀行残高証明書:最低25万円、€表記でも問題ありません。
⑤海外旅行保険:1年間分の補償がされたものです。

・ココがややこしい!ハンガリーワーホリ申請方法
ここから一気にややこしくなります。頭がぽかーんとするかも…
まずハンガリーのワーホリ申請方法には「国内申請」「現地申請」の2パターンあります。

▽国内申請
①東京の駐日ハンガリー大使館にいく(※予約制)
②必要書類を提出
③ハンガリーの移民局でビザを受け取る

▽現地申請
①ブダペストの移民局にいく(※予約不要)
②必要書類を提出
③後日、移民局でビザを受け取る or 郵送(担当次第)

でも、この「国内申請」が一癖も二癖もあるエセ紳士なんです。というのも、国内で申請をしたところで「ビザ」は発給されないから。
代わりに「一時滞在許可証」という紙が発給されるんです。
そしてこの紙を持ってブダペストの移民局へいき、ビザと交換する手続きをします。

が、一時滞在許可証とは「ワーホリビザ目的で滞在中ですよ」というただの証明書。
つまり「ワーホリビザの発給を約束するような手形」ではないんです。しかも年間200人と制限が、その200人の中に入っているのかは移民局に行くまで分からないという混沌っぷり。
席をとってくれているわけでもないので、いざ現地についても定員オーバーなら申請不可。
諦めて帰国 or ヨーロッパ旅行をするしかありません。

なので国内申請をしたからといって「現地でビザが絶対に貰える保証」は、一切どこにもないんですね。

私はいろいろ加味したうえで、現地申請を選びました! ちなみに現地申請だと、ある程度の英語力は必ず必要だと思います。私なりの「ある程度の英語力」とは
①自分の行動、希望を時系列に伝えられる
② 相手の伝えたいことが聞きとれる
③ わからないことを尋ねられる
です。むずかしい専門用語だったり、単語や文法などは使われてなかった印象でした。

「自分が何をしたいのか、何を持っているのか、そして相手が何を伝えようとしてるのか」を、落ち着いて理解し、冷静に対処すれば大丈夫ですよ。

ふつうワーホリビザの取得って、日本国内で完結することが多いものです。オーストラリアなんかを例にあげると、書類をシャシャシャッとネットで提出すればビザゲット!あとは飛ぶだけ!ですから。とってもスムーズ。

ただハンガリーの場合は、勝手がちがいます。
「大使館で国内申請をした=ビザ取得」ではないんですよね。これってかなりギャンブルだと思いませんか?かなり紆余曲折してます。なので私は直接ハンガリーに行って、そのまま現地申請をしたんですよね。
手前味噌ですがナイスな判断だったと思います。ほんと。

あと最近Twitterとかをみてると、ハンガリーのワーホリ勢も増えてきているなーと感じます。もしかすると、今後ハンガリーもカナダやオーストラリアのような狭き門にさまがわりするのかも知れませんね。
これを読んで、少しでもハンガリーワーホリに興味を持ってくれたら嬉しいなぁ〜。

ライター:MaeSo@ハンガリー
Twitterリンク:https://twitter.com/SohMaeda_
ブログリンク:http://sohmaeda.com/
自己紹介:1993年、熊本県生まれ。2014年「THE MINORITY SHOW」を個人発刊。2018年から正式にフリーライターへ転身。たまにブログで海外生活についてを発信中。


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