フランスでは北と真ん中と南はかなり地域性がはっきりしています。
フランスの北方面は、日本の東北でいう仙台のような感じです。田舎過ぎす、都会過ぎでもありません。
フランスの真ん中あたりからの人たちは、あまり好きではないようですが、日本人には住みやすいかも。この地域はドイツ文化の影響がかなり強く、ドイツ人やドイツ語がよく聞こえてきました。
戦争の跡地もかなりリアルで、慰霊のモニュメントや建物も戦争当時のままにかなり残されています。筆者も住んでみて、暑すぎず、寒すぎず、過ごしやすかったです。
ただ太陽が少ないので、ビタミンを補給したり、鬱には気をつけた方がいいかも。
個人的にはフランス人でもドイツ的で、人の関係もべったりではなく、適度な距離感があり静かでちょうど良いと感じました。
フランスの真ん中あたりからは、イタリア語がよく聞こえてきます。人もだんだん陽気な明るい感じが多くなり、気候もだんだん暑い時は、ものすごく暑くなります。
夏場の露出した服装の人も南に行けば行くほど、さらに開放的で大胆な服装に。人間関係では、フランスから南の田舎の方になればなるほど、日本の田舎よりもさらにかなり窮屈な感じに。
ありのままに人が生きている感じで、文化の違いや生活習慣の違いがはっきり出てきます。
良い点は、イタリアに近くなるにつれて果物や野菜が新鮮で安くなること。また天気の良い日が多いので、外が好きな人には、最高ですね。
一方で、パリやリヨン、マルセイユ等の大都市は観光には良いですが、物価が高く、お金に余裕があり、都会慣れしていないと生活はかなり厳しいです。
だけど、先端なモードや歴史の華々しさは、やはりパリが一番ですね。
文化の違いや生活習慣の違いがフランスは地域によりかなり違うので、住みよい町をじっくり探してみましょう。
ライター:Miyabi@フランス