皆さんハンガリーという国を知っていますか?
日本とワーキングホリデー協定を17番目に結んだこの小国は、まだまだ認知がされていない穴場的スポット。
今回はそんなワーホリマイナー国ハンガリーの魅力をサクッと解説します。
ハンガリーはヨーロッパのほぼ真ん中にある小さな国です。
首都は世界遺産として登録されているブダペストという街で、別名「東欧のパリ」「ドナウの真珠」とも呼ばれています。
決して大きな街ではないですが、その分コンパクトで美しさがギュッと凝縮された街並みが特徴的です。
では、具体的にハンガリーでワーホリをするメリットって一体何なのでしょうか。僕なりに実際にブダペストでワーホリをしてみて感じたメリットがいくつかあります。
まずは「生活費が安い」ということ。つまり生活コストがあまりかからないので、ノマドワーカーとの相性がピッタリです。
ハンガリーの物価は東京の半分、もしくはそれ以下です。
例えばスーパーに売ってある菓子パンが30円、お昼に外食をしても500円程しかしません。
家賃相場は年々上昇してきていますが、それでもワンルームであれば3〜4.5万円代です。
おそらく多くの人はワーホリ中、現地のジャパレスで働くか、あるいはフリーランスで働くかの2つに分かれるでしょう。そんな時この物価の安さは、財布的にも精神的にもかなり助かります。何より生活コストがかからない=お金も溜まりやすいです。
なので溜まったお金を使って他のヨーロッパの国々へ遊びに行くことも出来ちゃいます。
僕自身ブダペストにいた頃は、フリーランスで働きつつ、空いた時間とお金を使って、パリやローマなどを訪れていました。
そしてもう一つは「英語学習もできる」ということ。
ハンガリーの公用語はハンガリー語、つまり非英語圏の国。「非英語圏」と聞くとアレルギーがでる人もいますが、僕自身はハンガリーでの生活を通して英語力が格段に伸びました。
普通、非英語圏と聞くと「全く英語が喋れない人ばかりいる」と勘違いしがちですが、実際にはブダペストの街を一歩出ると、お店の店員さんや若い子たちも普通に英語を喋れます。
店の看板こそハンガリー語ですが、それ以外の会話に関しては英語が通じず困ったことは一切ありませんでした。
なので、ハンガリー人の友人や知り合いとも会話するときは英語を使うので、全く学べないという環境ではありません。
またハンガリーの大学は安い上に、外国人向けの英語で授業をしてくれる「英語コース」なんかも多いです。
大体、年間で30〜50万円ほどで学士号を目指せたりもします。
僕はハンガリーで生活するようになって、もっともっと多くの日本人に海外の魅力を伝えたいと考えるようになりました。
ワーホリの王道、カナダやオーストラリアもいいでしょう。しかしそこに限らずより広い目で見てみると世界には沢山の素敵な国があります。
ノマドワーカーの人や非英語圏に興味がある人は、是非ハンガリーも候補の一つに考えてみてはいかがでしょうか。
ライター:MaeSo@ハンガリー
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自己紹介:1993年、熊本県生まれ。2014年「THE MINORITY SHOW」を個人発刊。2018年から正式にフリーライターへ転身。たまにブログで海外生活についてを発信中。