筆者がフランスに来てから、時の過ぎゆくままに必死に暮らして来たわけですが、今から思うと「最初から、こうしたら良かった」なんてこともたくさんあります。

フランスに来る前はフランス語を勉強したし、フランスの文化のうんちくもあるからと、甘い考えでしたが、実際に住んでみて自分の甘さに愕然とする日々でした。
日本の職場では、何年も外国人に囲まれていたけれど、フランスに来たら更に多国籍の文化や習慣が違う外国人に戸惑いました。
しかも、日本では仕事で精一杯生きていたので、最たる趣味もなく、週末などにな自由な時間を持て余してしまいました。日本では給料や待遇には恵まれていましたが、休みも自由な時間も少なく自分自身のために使う時間の大切さに麻痺していたようです。

また、フランスに対して、お洒落なイメージが先行していたのですが、実は日本人みたいにファッショナブルではなく、女性でもジーンズやパンツを履いている人の方が多くて、スカートの人は少なかったりします。こんな面でも「頭の中のお洒落なフランスのイメージ」ではなく、フランスの現実をしっかり見ることが大切だと感じました。

フランスに来たら、何か夢が見つかるだろうとか、何かが変わるだろうと、他力でいても自分の人生は変わりません。人生では、仕事以外の時間でも、これだという趣味や打ち込むことも大切なわけです。
自分の人生を大切にしてブレない自分がいたら、日本でもフランスでも、どこでも自分を見失うことはないでしょうね。
フランスに来る前から、ワーホリの後はどうしようとか、自分のフランスでの経験は何に生かしていけるのか、先を見据えてからフランスに来ないと、いたずらに時は過ぎていくだけです。また、フランスに来て、自分の人生のプラスになる技術や知識はなんだろうと、日本でしっかり自分の人生を考えて来た方が、フランスでの時間の過ごし方も変わってくるでしょう。

せっかく、人生の中でフランスに縁があるのなら、フランスでの時間が薔薇色の人生の架け橋にできると良いですね。

ライター:Miyabi@フランス


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ