3月11日夜、Mette Frederiksen首相の緊急記者会見が行われた。3月14日正午から4月13日まで、空路、陸路、海路全てのデンマークの国境を閉鎖する旨の発表。それまでは、「アジアで大変なことが起きてる。大丈夫かなあ?」くらいに思っていたのが、とうとうデンマークに‼︎ そして、病院も生死に関わるなど深刻な患者以外の通常診療、治療は行わないという。
仕事も自宅から対応できるものは、リモートワークへの切り替え。学校もオンライン授業へと切り替わった。さらに深刻な事態となり、17日に再び記者会見。18日より、10人以上の集会は、室内外共に禁止。大型ショッピングモール、室内スポーツ施設、フィットネスクラブ、日焼けサロン、美容院、マッサージ店、ディスコ、バー、レストラン、カフェなども閉鎖。
だが、他のヨーロッパ諸国のように外出禁止はなく、日常的な食料品を扱うスーパー、日用品店は営業され,テイクアウェイやオンラインショップなどは営業が続けられた。企業も従業員を解雇しなくて済むように、政府が給与の75%を支払い、雇用者が25%、被雇用者は5日間の有給休暇の返上などと、経済補填もされ、国民が一致団結して、この決定に従った。

そして、緩和政策が始まる。
第1段階
4月15日、第一段階として、保育園、幼稚園、小学校5年生までの学校再開。まずは、教育からスタートされた。同時に、民間企業は、保健衛生的に責任ある形で職場復帰が可能な場合は、出勤ができるようになった。また、医療機関も通常診療が再開された。4月20日からは、理学療法や美容院などの職業も再開された。
とはいえ、優先事項は、
1)人との距離をとり、保険当局の指針に従うこと。
2)高齢者や弱者に配慮すること。
3)医療崩壊を避けること。
4)デンマーク経済を考慮すること。
は、共通認識として改めて確認することとなった。

第2段階(5月7日首相記者会見)
5月11日より小売業の全面再開。5月18日よりレストランとカフェ等の再開。また、6〜10年生の学校、寄宿学校開始。図書館の貸し出しと返却。教会と宗教コミュニティの開始。ただし10人を超える集会の禁止は引き続き維持。
5月21日より動物園や博物館などの文化施設再開。
5月27日より屋外の遊園地再開。出席が必要な公的な研究活動、語学学校、国民高等学校、成人教育機関、高等学校等再開。
5月25日より北欧諸国およびドイツに別荘や家族等一連の目的のための渡航。ビジネス出張の許可との発表があり、2週間の自己隔離は不要となった。ただし留意事項は守らなければいけない。

第3段階
6月8日よりスポーツセンター、フィットネスクラブ、スイミングクラブなどの屋内スポーツ施設の再開。
10人を超える集会禁止が50人を超える集会禁止に緩和。

現段階は、ここまでだが、第4段階として6月15日よりノルウェー、アイスランド、ドイツの観光客の入国条件が緩和される予定。また、夏のレジャーランドの再開等の方針が発表される予定となっている。
振り返れば、実に長い3ヶ月だが、不幸中の幸いともいうべく、季節が春から夏とデンマークにとってはいい時期だったのが、デンマーク国民も収束に向かって団結できた要因でもあると言えるだろう。
これが、冬の時期であったらと思うと想像がつかない。家族の大事な時間を過ごせたこともありがたい。感染者が少なくなってきたとはいえ、気を緩ませることなく、お互いのために発表される政策に従いながら、みんなでコロナに打ち勝てるよう頑張りましょう。

ライター:nao@でんまーく


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