さて、今回は「着いたらまずするべきこと」を簡単に説明しましょう。
スペインのワーホリに関しては、日本を出発するまでの情報は多いけど、着いてからすることってあまり載っていないんです。。。
実際、着いてからも色々やることはあります。
何も知らずに、いざ働こうと思った時に「え、そんな準備出来てない…!」となると仕事のスタートだって遅れてしまいます。(実際わたしは半月ほど遅れました…;;)
ただでさえ新しい生活に慣れるのに必死な時に、さらに色んな手続きが必要と言われると結構メンタルやられます…
なので、そうならないよう先に知っておいて、着いたら早めに済ませてしまいましょう◎

(※それぞれの詳細に関しては地域によって若干の違いがあるので、あくまでも私の住むサンセバスチャンでの例になります。)

スペインに着いたらまずすること
①部屋を決める
②在留届の提出
③住民登録
④社会保障番号取得
ー仕事が決まった後ー
⑤契約書をもらう
⑥銀行口座の開設
です!

部屋決め
まだ全く部屋を決めていない、という方は何よりもまず部屋を探しましょう!
働くための手続きをする際に必要な住民票をもらうには、部屋の契約書が必要です。ゲストハウスやホテルではそれは貰えないので、きちんと長期間の契約を結べる部屋を探しましょう。
私が部屋を探すときに使ったサイトはこちらです↓↓
・fotocasa
https://www.fotocasa.es/es/
・idealista
https://www.idealista.com/
・milanuncios
https://www.milanuncios.com/
もう部屋を見て回るだけという方はどんどん部屋を見学して回りましょう!

在留届
そして、住む場所が決まったら日本国大使館に在留届を出します。在留届はネットから5分程度で提出できます。
在留届はここから提出↓
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
(着いて一か月以内とありましたが、過ぎても特に問題はなかったです。)
記入することは
・連絡先
・滞在住所
・日中の緊急連絡先・住所(勤務先や滞在場所の管理人さんなど)
・日本国内の緊急連絡先・住所(実家や勤務先など)

そして、ここからは主に働くために必要なものになります。
住民登録も社会保障番号も、役所が午前中しか開いていない地域がほとんどなのと、役所は待ち時間が長いので余裕を持って早めに動いていきましょう。

住民登録
住民登録というのは、「私はここに住んでいます」と証明する為の書類です。
住民登録は基本的に住んでいる市の役所の窓口でできます。窓口で必要な書類は以下の通り。
・NIE番号
・パスポート
・住居の契約書
・(シェアハウスの場合)契約主のID
これを見せて最後に書類にサインをする程度でした。
特に注意なのが、シェアハウスの場合です。自分が部屋の契約主でない場合、部屋を借りている人のIDが必要になります。IDはコピーでも大丈夫です。
あまり協力的じゃない・よく分かっていない・都合が合わないなどのトラブルが起こらない為にも、契約の時に予め伝えておくのがベストでしょう。

社会保障番号
住民登録が終わったら社会保障番号を取りに行きます。
社会保障番号はスペイン語でnumero de segridad social
こちらは市内のSegridad socialを検索し、そこの窓口で取得が出来ます。
取得に必要な書類は
・住民票
・パスポート
・NIE番号
です。

特にややこしい事はないんですが、役所ではスペイン語でのやりとりになります。
(私の場合は必要書類を全部机に出して、完全にお任せしました・笑)

仕事が決まったらすること
勤務先との契約
勤務先が決まったら何よりも先に契約書をもらってください。絶対です!
悲しいことに、給料を払わない・少額しか払ってくれないというお店の人もたくさんいます。「あの時払うって言ったじゃん!」と言っても正式な契約書が無ければ責めることは出来ません。そういったトラブルを防ぐために、”必ず”契約書をもらいましょう。
「後から」や「契約書は作らない」など言われても、ここは絶対に引き下がらず最初にもらった方が良いです。
契約書はお店の人が役所へ行って手続きをする必要があります。その際お店の人に渡すのが
・NIE番号
・社会保障番号
・パスポート
です。
契約をする際、NIEカードが必要と言わることがあります。そういわれた場合は「NIE番号だけでも契約は出来る」ときちんと伝え、確認してもらいましょう。
まだまだ日本からのワーホリに慣れていないスペインではカードが必要だと思っている人も多く、どうしても無いとだめだと言われた場合は警察に取りに行きましょう。
(※カードが貰えるまでに40日程度かかりますが、申請時にもらう紙を見せればOKをもらえます)

銀行口座の開設
報酬を受け取る際にスペインの銀行口座が必要になることが多いので、必要と言われたら口座を開設しましょう。
口座開設は各銀行の窓口で出来ます。
基本的に必要なのはこちら↓(銀行によって異なるので、要確認です)
・NIE番号またはカード
・住民票
・勤務先の契約書
・口座維持費
勤務先から「この銀行にして」と言われるかもですが、
もし自分の希望が通るのであれば、私のおすすめはBankiaです!
Bankiaは口座維持費が必要ないんです…!(口座維持費とは、自分の口座を維持しておくために月20~60€ほど銀行に払うお金のこと。スペインの銀行はこれを請求されることが多いです。)
✓口座維持費が必要なし
✓携帯用アプリ有り
✓ネットで振込可能
✓VISAデビットカード
(※ただし支店があるのはスペイン国内のみです)

実際4か月程この銀行を使っていますが、特に不便だと感じることもないです。

ということで、着いたらやるべきことはざっとこんな感じです!
それぞれ役所や銀行へ行ったりと細々していますが、これ以降は何か手続きが必要になることは滅多にないので、頑張りましょう!!

ライター:モカ@スペイン

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NIE番号について:ワーホリニュースからの補足
NIE番号(個人識別番号)は通常、スペイン入国後に申請が必要なのですが、ワーキングホリデービザの場合、日本のスペイン大使館を通してNIEの取得手続きを完了しています。そのためパスポートに貼られたビザには1年間有効のNIE番号が記載されています。


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