デンマークでは、何かと誘われるパーティ。特に誕生日のパーティは気軽に招待されたりしたりします。日本では、大人になって誕生日パーティ?なんて思う人も多いでしょう。でもここはヨーロッパ。誕生日は幾つになっても嬉しいもののようです。
特に30、40、50、といった区切りになる年齢のパーティでは、みんな会場やレストランなどを借りて大々的にパーティをする人が多いです。そしてそんなときに気になるのは、着ていく服。でも、大抵のデンマーク人は普段着が多く、女性は普段着にちょっとおしゃれするくらい。かしこまってパーティドレスをなんてことはないので、大丈夫です。
次に気になるのはプレゼント。日本だったら、相手が喜んでくれそうなものは何かなあ?びっくりさせるには何がいいかなあ?とかなり考えると思います。ですが、ここデンマークではかなり合理的。
パーティに誘われたら、出席するという返事の時に、プレゼントは何がいい?と尋ねます。すると、相手は、すでに希望するプレゼントのリストを用意しているので、その中から選べばいいのです。プレゼントを買いに行った時も、誕生日用と伝えると、値段シールの上に日付を書いたシールを貼ってくれます。これは、もし、プレゼントが重複してしまった場合や、たとえ希望していたものでもサイズが合わなかったり、やっぱり別のものがいい!となった場合に、交換できるサービスなのです。ですから、プレゼントが無駄になることは絶対にないのです。
気に入ってくれるかな?どうかな?といったドキドキ感はありませんが、合理的なのがデンマーク流ですね。
ライター:nao@でんまーく