2007年にデンマークと日本の間でワーキングホリデーが始まり、その期間は10年を超えましたが、言語が英語ではなくデンマーク語ということで、ワーキングホリデービザの発給数はそれほど多くないようですね。
たしかに仕事を見つけるのは、外国人にとってとても難しい国ですから、いろいろ制限のあるワーキングホリデービザの人は職探しに苦労しているようです。

ですが、この国、起業する人がたくさんいるのです。どんな仕事でもいいのです。ですが、ワーホリというビザからの切り替えが難しいからでしょうか、そのまま残りデンマークで起業するという人はなかなか出会えません。また、日本人の国民性もあるのかもしれませんね、日本食レストランを経営するのはしたたかな中国人。日本人が経営するレストランは数件しかありません。

一方で逆にデンマークのワーホリまたは留学で得たものを生かして日本で起業、稼いでいる人の話はよく聞きます。たとえばデンマークで触れた家具を日本に輸出して販売する仕事。手工芸のフォルケホイスコーレなどに通い、デンマークの伝統的な刺繍やデザインなどを学び日本に持ち帰るetc…。
ワーホリの生活をただの「ホリデー」ではなく、感じ得たものを財産としていくのは、豊かな人生を送る宝物ですね。

ライター:nao@でんまーく


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