8月になり、フランスは暑い日が続いていますが、空や光がだんだん秋の気配を感じるようになりました。場所によって暑さが違うのですが、夏のフランスの北の地域の方が過ごしやすいでしよう。
フランスの大都市や南は、夏はものすごく暑く、日本のようにジメジメではないのですが、逆に乾燥が激しいです。また、夏の日差しは強く、帽子や日傘がないと、とても厳しいです。日焼け止めも大事です。あっという間に、肌が赤くなり火傷のようにヒリヒリになります。フランス人は、あまり暑さが気にならないのか、炎天下でなんの防御策もなく外にいるのが好きな人が多いですが。

外に出て行く時は、飲み物もかかせません。フランスは、天然の炭酸水があり、ドライな時にはボトルでラッパ飲みも普通です。筆者の場合は、フランスの飲み物は甘いものが多いため、暑くてドライな日には、逆にすぐに喉が乾くという悪循環になるので、無糖の紅茶等を自分で作って持ち歩いています。

ところで、エアコンについては大型のスーパーや有名なお店、ホテル等にはあるのですが、政府機関などではない所の方が多いです。先日、移民局に用事がありましたが、ほとんど窓がなく、窓もあまり開けないので、待合室はひどい暑さでした。なので、番号で待たされる場合は、一旦、外に出て、呼ばれるかなと思うあたりで部屋に戻る、といった工夫も必要かも。

また、フランスの家庭ではエアコンがないのが一般的で、暑さ対策は扇風機です。とても暑い夜は、網戸もない窓を開けなければならず、虫がダイレクトに入ってくるので、部屋が真っ暗な状態で、蚊取り線香や電気の虫取り等をつけて寝るしかありません。
早朝は、空気が冷たくなるので、すべて窓を開けて、部屋を冷やして、窓を閉める方法もあります。あまり暑い日は効果的ではないのですが、フランスの窓は空気があまり逃げないようになっているので、ある程度は涼しく部屋で過ごすことが出来ます。

困るのは、フランスでは家の中が暑いからと言って、外でお茶やご飯を食べる習慣があることです。
庭等の木陰は確かに多少は涼しいのですが、食べ物にハエやアブ等の虫が飛んできますし、夜に外でパーティ等をするのが好きな人も多いですが、そうすると蚊や蛾などの虫が出てきますから、個々人での虫よけは対策が必要に。
暑さ対策、虫対策をしながら、フランスの夏を乗り切りましよう。

ライター:Miyabi@フランス


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