ニュージーランドは、日本と季節が逆なので、現在冬の真っ只中です。
筆者がいる南島は、オークランドがある北島と比較すると気温が低く、とても寒く感じます。
温暖な気候が好きな筆者にとって、ここで暮らすのは正直つらく、北島へ移ることを考えたときもあります。
が、やはり南島に住み続ける理由として挙げられるのが、美しい自然と景色でしょう。
筆者は先日、南島の都市クライストチャーチから、車でおよそ3時間程の距離にある湖、Lake Tekapo(テカポ湖)に行ってきました。ここは、世界初、「星空」を世界遺産に登録する試みがされているほど、美しい星空が見える場所として人気があり、世界各国から多くの観光客が訪れる人気の地です。筆者も、噂は耳にしていたので、「ニュージーランドに来たら必ずこのツアーに参加する!」と決めていました。
夏の星空も美しいですが、やはり有名なのは冬です。
当日バスでLake Tekapo(テカポ湖)まで行き、現地にあるEarth and Sky(アースアンドスカイ)という会社が運営している星空ツアーに参加しました。
各国のガイドさんがおり、母国語できちんとした説明が聞けると人気の高いツアーです。筆者は、日本人のガイドさんのもと、美しい星空を堪能することが出来ました。
興味深かったのは、”日本では決して見ることの出来ない星座を見ることが出来る”ということ。
頭ではわかっていても、改めて「ここは南半球なんだ・・・」と感じる瞬間でした。
筆者が訪れた日、空は綺麗に晴れ、満点の星空、たくさんの流れ星を見ることが出来たのですが、これも天気と運次第だそうです。山の天気は変わりやすく、外れる場合もありますが、ある程度事前に天気を調べてから予定を立てることをおすすめします。
星空ツアーのあとは、宿で仲良くなったバックパッカーたちと、暑いコーヒーを手に寒い湖の辺りで語り合うのも、冬ならではの楽しみ方。
たった一瞬の出会いでも、その時感じたすべての思い出は、きっとずっと、一生モノです。
ライター:Jasmine@ニュージーランド