筆者の人生初のワーホリ先は、オーストラリアでした。初めてで不安もあったため、その時はエージェントを通し、海外送金の手続きを取りました。
現地で口座を開設すれば、あとは自動的に設定した額が送金される自動送金のシステムは、その当時、とても便利でした。
ただ、海外生活を長くするうちに、気付いたことがあります。それは、現地で両替したほうが得だということです。
ワーホリの場合、就業可能なビザのため、語学学校に長く(半年など)通う場合や、働く予定がない場合、ウーフまたはエクスチェンジ(働いた分、賃金の代わりに住むところと食事を与えられるシステム)を利用する場合は別として、働くまでの間、20万円ほどあれば十分のように思います。
実際、滞在先や遣い方にもよりますが、筆者が現在いるニュージーランドは、語学学校に3ケ月ほど行き、そのあと働く予定の場合、大体平均20万円ほど持って来ている人がほとんどです(周囲の日本人に聞いてみました)。
エージェントを通している場合、やはり安心で便利な自動送金のシステムを利用した人が多い印象ですが、筆者をはじめ、旅慣れしている人は日本円を現金で持ってきて、現地で両替して遣っている人が多いです。全額両替して現地の口座に入金するのもありですが、筆者は残った日本円は取っておきたい派なので、必要な分を少しづつ両替して遣っています。
両替所は場所によって手数料が異なりますが、大体どの国に行っても、チャイニーズの方が営む両替所は手数料が掛からないところが多く、評判が良い印象です。このほか、ニュージーランドでは、カジノで両替すると手数料が掛からずお得なので、おすすめです。
また、ニュージーランドに来る前にどこか他の国でワーホリしていた人は、その国の口座を閉じずに取っておいて、そこから送金して手数料を安くしている人もいます。
2018年現在、昔のようにペイチェック(銀行に持っていくことで現地通貨に換えてもらえる紙)などで生活資金を持って来ている人はゼロに近く、海外送金、もしくは現金を両替して遣うスタイルが一般的だと言えます。
ライター:Jasmine@ニュージーランド