筆者の出身地は、栃木県です。
「一家に一台車があれば良い」というよりは、「一人に一台車がないと不便」な場所なので、筆者も日本にいるときは車を持っていました。
車があると、近くのコンビニに行くのさえつい車を使ってしまうため、日常的に「歩く」という行為をしていませんでした。健康上、あまり良くなかったですね(笑)

それが海外に出て、車という手段がなくなった筆者は、猛烈に歩くようになりました。はじめはただ「仕方なく」歩いていたのですが、いつの間にか「好んで」歩くようになりました。
当初は、目的地まで徒歩で15分と言われるとつい「長い」と思ってしまっていたのですが、それが段々慣れていくごとに、1時間でも普通に歩けるようになり、ついには3時間という道のりを、重いスーツケースを引っ張って歩くことが出来るようになりました。
そのせいで、スーツケースの下の方はボロボロになりましたが・・・笑

歩くことで同時に鍛えられたことは、地図が読めるようになったことです。Google mapは便利ですが、インターネットに繋がっている、もしくはwifiのあるところでないと使用出来ません。
そのため筆者は、敢えてデジタルに頼らず、インフォメーションセンターなどで貰った紙の地図を見ながら観光や移動をしていました。
その甲斐あり、日本では全く地図が読めない典型的な「女子」だったのですが、海外では地図が読める「女」に変身することが出来ました。歩くことで道を覚えるので、記憶力もアップしたように感じます!

また、歩くことが大好きになった筆者は、「写真」という趣味も得ました。
以前から写真を撮ることは好きだったのですが、被写体が自分ではなくモノに変わりました。道端に咲いている花、珍しい虫、密かに隠れている動物(これは、海外ならではですね!)、可愛いカフェ、家並みなど、あ!と思うモノを見付けるとすぐにシャッターを構えるクセがつきました。
本格的なカメラを買ったのも、歩き始めてからです。

車は便利で、一度持ったら手放すことの出来ない素晴らしいものです。
ただ、歩くことでしか得られない喜び、見付けることが出来ない発見がおもしろく、筆者は夢中になりました。栃木へ帰っても、いつもの道を歩いてみようと思っています。
どんな発見に出会えるか、楽しみです。

ライター:Jasmine@ニュージーランド


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