ヨーロッパにワーホリをするメリットの一つは気軽に周辺の国へ旅行に行けること。航空券も日本では考えられないほど安いので、東京から関東地方の他県に行くような感覚です。
ポーランドと同じシェンゲン協定に加盟している国に行く場合、基本的には国境でのパスポートチェックはありません。
シェンゲン協定は、ドイツ、フランス、スペイン、チェコ、ギリシャなど2017年4月現在で26カ国あります。
(参照:https://www.toppantravel.com/column/3564/)
これらの国も魅力的ですが、今回は、隣国ウクライナについてです。
ウクライナの最大の魅力は、何と言っても物価の安さ。正直、日本からポーランドに行った際も、物価の安さには驚きましたが、ウクライナはそれ以上です。
ロシアとの軍事衝突などがあり、現在、ウクライナ通貨(グリブニャ)がかなり下落しています。私が行った時は、地下鉄の乗車券は、約20円程度、夕食お腹いっぱい食べても300円しないくらいでした。
行ったのはウクライナの首都「キエフ」で、ワルシャワから飛行機で約1時間半、ヨーロッパの雰囲気とロシアっぽい建物が融合している綺麗な街並みです。ポーランドも含め、中欧や東欧はもともと物価が安いので、イギリスなど物価の高い西欧の人は週末に小旅行として東欧を訪れることもよくあるようです。
ウクライナで特に印象に残っているのは、キエフの至る所にあったチェーンのレストラン「プザタハタ」です。赤い看板が目印で、モールの中やメトロや駅の近くなど本当にたくさんあり、安くウクライナ料理を堪能できます。店内は、旧ソ連時代に普及したシステムで、いわゆる大衆食堂。自分の食べたいものを好きなだけで注文できるので、お腹が満たされますよ。しかも、ウクライナ語がわからなくても、指差しでなんとかなるので、外国人にもオススメです。
ウクライナに行った時、本当によくお世話になったので、インターネットで検索してみると、同じように行った人が多くてビックリしました。
キエフは、コンパクトで観光地がたくさんあり、料理も安く美味しいので、ぜひポーランドからの小旅行として検討してみてください。
ライター:Kohei@ポーランド