フランスでも色々な危機や危険があります。日本のように交番があるわけではなく、さらに警察のオフィスもドアがセキュリティになっていて、すぐに警察官が出てこない所もあるので、かけこみで助けを求めることが出来ません。さらにフランスの警察はよほどのことがない限り動いてくれないので、原則、自分の身は自分自身で守らないといけません。
事件や事故等、不運に見舞われるとかなり苦労をするので、最初からリスクを持つような生活はしないように心がけをした方が良いでしよう。

一番は、病院です。日本ではすぐに病院に行けるのですが、フランスは予約制です。よっぽどの病気や大怪我の場合は、緊急病院がありますが、亡くなりそうな人から、外科手術が必要な人、怪我の人等、みんな一緒の場所なので、なかなか診てもらえません。また、ホームドクターを指定していないと初診料が高くなるので、内科系のホームドクターは準備しておきましよう。それとは別に専門分野の眼科、婦人科等の医者も何件かリストを作っておくと良いでしよう。周りの人に、良い医者を聞いておくことが大事です。

また、筆者がフランスの生活で不運なことがあった時に、とてもお世話になっているのは日本人会です。現地に長く住んでいる日本人がたくさんいたり、生活の悩みを相談したり、情報交換をしたり。やっぱり、日本人ではければ分からないことがたくさんあるので、ぜひ、日本人会にはコンタクトをした方が良いでしよう。
日本人会に参加をしていれば、相談に乗ってくれる人たちがたくさんいます。大使館よりも、近所の感覚でお付き合い出来るので、生活に関する困ったことは、日本人会に相談して下さい。また、フランスでは職安(ポランポア)からの仕事探しは難しいのですが、日本人会で仕事の情報を持っている人たちがいたりするので、日本人会の情報をもらった方が良いでしよう。

周りに日本人会がない場合は、アシスタントソーシャルという人たちが、フランスにはいます。フランス語が出来ないとなかなか意思疎通が難しいのですが、住宅のことや、お金のこと、暴力等の家庭的な問題がある場合等も、外国人の手助けをしてくれる人たちがいます。フランス生活で何か大きな問題に困った時にはアシスタントソーシャルに相談すると良いでしよう。

ライター:Miyabi@フランス


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