外国に行く際、何かと時間がかかるのが入国審査。国によっては、1時間程度かかる場所もあり、私たちにとって何かと面倒ですよね。
ポーランドも例外ではなく、例えばワルシャワのショパン空港では、他の大きなハブ空港ほどではありませんが、結構長い列ができます。
筆者は何度もポーランドに入国しているのですが、平均でも15分はかかりますし、長い時は、もう少しかかるかもしれません。
ポーランドなど他の欧州諸国に来たことがある人ならわかるかもしれませんが、EU加盟国の入国審査には「外国人」と「EU加盟国」、2つのレーンが用意されています。
※外国人は、All Passportと表記されている
文字通り、外国人は外国人のため、もう一つはEUに加盟している人専用の列で、この二つでは基本的にパスポートチェックのないEUの方がスムーズに進みます。なので、何列かあるEU用の列の隣(又は近く)に並んでおくことで、もしEU用の列が早く終わった場合、外国人用の列をそこに誘導してくれるため、早く入国審査を受けることができることがあります。
しかし、いつもいつもEU側が早く終わるとは限らないので、100パーセントではありませんが、個人的な経験では、ほぼ毎回この恩恵を受けて早めに入国審査を終えられます。(他のEU加盟国でも有効な手段)
あと、入国審査官によっては、ごく稀にスタンプを押さない人がいますが、これは、噂によると日本人のパスポートは信頼されているので、相手も忘れることがある、などの理由のようですが、入国後や出国後のトラブルを避けるため、スタンプは必ずもらうようにしてください。
スタンプがなければ、いつ入国したのか、いつ出国したのか、など日付がわからないので、もし街中で警官に身分証を見せてほしいと言われた際、オーバーステイや違法滞在などを疑われる可能性があります。
あと、インターネットなどでパスポートも持ち歩くのは不安だからと、身分証なしやコピーのみ持って行く人がいますが、基本的にパスポートは身分証なのでコピーでは十分ではありません。パスポート以外の身分証を持っていない場合は、必ずパスポートを持ち歩くようにしましょう。
今回はポーランドの入国についてでした。
ライター:Kohei@ポーランド