早いものでスロバキアに来て1年弱、ついに帰国の時を迎えてしまいました。今回は、スロバキアのワーキングホリデーを通して私が感じたことをお伝えできればと思います。
まずは、スロバキアでワーキングホリデーをすることについてのメリットを改めてまとめてご紹介します。

・比較的簡単なビザ申請
スロバキアをおすすめする理由のひとつとしてビザの申請時のハードルが、他の国に比べて低いことがあげられます。スロバキアのワーキングホリデービザは高額な申請料や論文の提出などがないので、必要書類の準備が整えば、すぐにビザの発給を受けることができます。

・治安が良く暮らしやすい
治安についても心配ありません。実際にスロバキアではスリなどの危険性はありますが、犯罪率は日本よりも低く、夜にひとりで歩いても危険を感じたことはありませんでした。また物価が安く食べ物やお酒、家賃も日本の半分以下という抜群の暮らしやすさです。

・旅をしやすい
スロバキア自体は小さくまとまっていて便利で暮らしやすい国ですが、少し足を伸ばせばタトラ山脈や温泉など自然に囲まれた地域もあり、また周辺国のオーストリアやチェコやポーランド、ハンガリーへはバスや電車ですぐに旅行に行くことができます。シェンゲン協定を気にせずに90日以上の長期滞在もできるという点をいかして、ヨーロッパ中を旅するのも良いですし、世界はどんどん広がっていきます。

・自分だけのワーホリができる
私がスロバキアのワーキングホリデーに感じる最大の魅力は、自分だけのワーキングホリデーができるということです。他の国と違い、まだまだスロバキアを訪れる日本人は少ないのでエージェント機関も充実はしていません。自分なりの方法で現地の人々と出会い、道を切り拓いていくのは、大変なことではありますが、一年が経ったときには何にも代えがたい自分だけのワーキングホリデーの経験となっているはずです。

メリットばかりをご紹介しましたが、もちろん良い所ばかりというわけではなく、日本の常識が通用しないこともあります。24時間やっているコンビニのようなお店はないですし、年配の方になると英語が通じないこともあるので、ある程度の不便さは覚悟をしていたほうが良いと言えます。

そして、一番大事なことはワーキングホリデーでの自分の目的を見失わずにいることです。何もかもきっちり計画を立ててもその通りにいくことはないですが、海外で暮らす1年間で何を経験したいのか大まかな目的を掲げることは大事であったなと思います。
私の場合は、スロバキアでの暮らしと旅を両方してできるだけたくさんの人に出会い、交流していきたいと思っていました。この時期は何をしよう、とぼんやりと考えたくらいでしたが、やりたいことはすべて達成出来たので大変充実した1年でした。

一度しかない人生の中で、さらにワーキングホリデーができる期間(年齢)は限られています。少々欲張ってでも自分の興味のある方向に進むことで、その後の人生にも大きな影響を及ぼすでしょう。迷いや不安がある場合、常に「今しかできないこと」と「楽しそうだと思うこと」を選択することは、きっと今よりももっと自分らしく生きるための第一歩となります。
スロバキアでのワーキングホリデーは私にそんな気づきを与えてくれました。

ライター:かわにし@スロバキア


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