ニュージーランド南島で、最も大きな街、クライストチャーチ。2011年に地震が起きたあと、多くの人々が北島へと移り住み、一気に人口が減りました。
地震で被害を被った多くの企業も次々と被害の少なかった地域へと移転し、中には倒産へと追い込まれた企業や店舗も多いとのことです。
筆者も2013年に観光目的でこの街を訪れたことがあります。冬だったので、綺麗な星空が見えることで有名な観光地、Lake Tekapo(レイク・テカポ)へ行くために1日だけ立ち寄ったのですが、街を歩いたときに目にしたのは、崩れて廃墟のようになった大聖堂、大きなビルが建っていたのだろうと想像出来る跡地、道路のところどころに置かれた「No entry」と書いてある標識、オレンジ色になびく工事用のテープ、カラーコーン、人がいないシティセンター。まさに、「ゴーストタウン」という印象を受けました。それでも、人が温かく、観光地へアクセスしやすく、便利な場所だと感じたクライストチャーチ。
筆者がニュージーランドでワーホリする際、必ずここに戻ってこようと決めていました。

7年経った現在、ワーホリでこの街に戻り、少しづつですが、復興に向けて歩みを進めているという印象を受けました。
崩れた大聖堂や建物は、歴史的な遺産としてそのまま残されており、新たな観光名所となっています。
大聖堂の前には、亡くなった方へのメッセージが書かれた石が積み上げられており、足を止め、じっとそのメッセージを読んでいる方々の姿をよく目にします。
また、クライストチャーチを散策すると、街のあちらこちらに移動式のワゴンやコンテナで運営しているお店を目にします。地震によって壊されてしまったレストランやカフェのオーナーさんが、住民(常連客)を励ますために始めたのがきっかけだと聞きました。
その後、地震後のクライストチャーチにビジネスチャンスを求めやってきた人々も加わり、たくさんのお店が出店。現在では、コンテナモールという名称で、観光名所のひとつとなっています。
遺産となっている大聖堂があるカセドラルスクエアにも、多くのワゴンのお店が出店しています。特に、毎週金曜日はクライストチャーチのお祭りの日なので、多くのお店が出店し、賑わいを見せています。出店しているお店は、日本食、マレーシアン、インドネシアン、ポルトギースなど、多国籍。世界各国の料理をお手頃な値段で食べられるということで、地元民、観光客にとってなくてはならない大切な場所のひとつとなっているようです。

シティセンターには、無料で楽しめる観光名所が他にもあります。そのひとつは、アートミュージアム。もうひとつは、ボータニックガーデンです。
ガーデンには、驚くほど大きな木がたくさんあり、ちょうど良い木陰を作ってくれています。いまはちょうど夏なので、美しい花が咲き誇り、歩いているだけでも良い香りがします(花粉症の方にはつらいかもしれません・・・)。
ガーデンの中を流れるエイヴォン川には、野鳥たちがのんびりと泳いでいて、人々と自然が調和しているのが感じられます。運が良ければ、鴨の親子を目にすることも出来ます。お母さんの後を、必死に泳いでついていく赤ちゃん鴨の姿は、見ていてなんとも癒されます。
このガーデンでは、皆思い思いにシートを広げてピクニックをしたり、芝生に寝そべって読書をしたりしてくつろいでいます。いまの時期なら水着を着て日光浴をしている人も見掛けます(本当に自由です)。クライストチャーチを訪れた際は、ぜひ訪れてみてくださいね。

地震から7年。まだまだ復興したとは言えないクライストチャーチ。しかし、確実に一歩づつ、復興に向けて進んでいるのは確かです。その証拠に、街で見かけることが多くなった「New shop coming soon」の看板。
これからニュージーランドにステイする者の一人として、これからどうなっていくのか楽しみです。

Jasmine@ニュージーランド

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