昨年もフランスはいろいろなことがありました。最近では、老若男女に愛されたフランスの国民的なロック歌手の「ジョニー・アリディ」が亡くなり、追悼番組や追悼イベントがたくさんあります。
ジョニー・アリディは、フランスでは、知らない人がいないほどの有名な歌手で、歴代の大統領も賞賛していたほどの歌唱力と存在感のあるアーティストでした。日本にも一度、来日したことがある歌手でもあり、一度でも彼の歌声を聞いておけば、フランス人との共通の話題として役立つことでしょう。

昨年のフランスは、国外・国内の両方で、ものすごく大きな出来事が多かった一年でした。イギリスがEUを離脱する宣言をし、現在もEUとイギリスの交渉が難航していますが、フランスは、ドイツと共に、EUのリーダー国であるので、ドイツとの連携を強めた一年でもありました。
フランス国内では、オランド大統領の政権が終わり、39歳の若さでマクロン氏が大統領になりました。フランスの選挙戦では、極右派のマリーヌ・ル・ペン氏の力が強く、結局はマクロン氏が勝利し、他国との調和や国内の調和が保たれましたが、フランスの問題は解決の兆しがありません。極右派が力をつけたことは、フランスでも移民・難民・失業の問題が深刻で解決出来ない迷路に入ってしまったと言えます。
フランス国内でのテロもありましたが、前年度よりも小規模のテロ事件でした。それでも、まだテロ事件は終ることがなく、犠牲者や怪我人が出る等、終わらない戦いが続いています。

このほかフランスの国内では、最近、車に排気ガスのランクを示したシールを申請して、車に貼らないとパリ等の大都市では走れなくなりました。フランスでは、車の排気ガスの問題が深刻です。そしてさらに今年の7月には2040年までにガソリン車とディーゼル車の製造販売を禁止するという政府の通達がありました。
そして2020年の日本の東京オリンピックの次の2025年のオリンピックは、フランスのパリに決まりました。フランスは、ここ数年、テロの事件で国内が殺伐としていましたが、2025年のオリンピックに向けて、少しずつ国内が元気になっていくでしよう。

これから、ワーホリに行こうと思う人は、恐れないでフランスの社会に飛び込んでみてください。フランスの生活は、日本とは違い、戸惑うこともあると思いますが、「住めば都」です。
テロ事件等で、危険なイメージもありますが、普通の生活をしていれば、そんなに危険もありません。ぜひ、フランスの社会にチャレンジしてみてくださいね。

ライター:Miyabi@フランス


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