台湾のクリスマスというと、残念ながら日本のように盛り上がりません。
日本のようにテレビやCMでクリスマスが近づいていると宣伝することもないし、豪華で煌びやかなイルミネーションがあちこちで点灯されていることもなく、
巷でクリスマスの音楽が聞こえてきたりすることもありません。
また、台湾では11月12月になっても20度を超える日もあって、あまり寒さを感じないためクリスマスが近づいていることを忘れてしまいます…
それでも、最近は日本のようにクリスマス気分を味わいたい台湾人もたくさんいるので、恋人や友人と、または家族とでレストランに豪華な食事を食べに行ったり、クリスマスツリーの下で一緒に写真を撮ったりして楽しむようです。
特にクリスマスにこだわりのない台湾人からすると、日本のクリスマスはお金を使うという印象があるようで、台湾人から見た日本のクリスマスで不思議に思うことについてまとめてみました。
①クリスマスよりクリスマスイブが重要
もともとクリスマスはクリスチャンにとっての主要な祝日なのに、日本にはクリスチャンが少ない。
そして、なぜクリスマスではなくてイブが重要なの??
②恋人たちの日
本来はクリスマスは家族で過ごす日なのに、日本では恋人たちがデートするということがとっても重要であること!
③クリスマスと言えばケンタッキー(KFC)
クリスマスと言えば七面鳥じゃないの??なぜクリスマスにわざわざファストフードを食べるの??
ちなみに日本では七面鳥の入手が困難で鶏肉に代用されることが多く、また、1974年にKFCがクリスマスにチキンを食べようと広めたため、今ではクリスマス=KFCというイメージが定着していますね。
④クリスマスケーキが必須
デパートやケーキ屋はもちろん、コンビニでさえもクリスマスケーキの予約を大々的に宣伝し、
しかもクリスマス限定のケーキはとっても高価!
ちなみに台湾ではクリスマスにケーキを食べる習慣がなく、逆に母の日になんでケーキを食べないのとびっくりしていました。
⑤サンタクロースの存在
日本の子供のほとんどがサンタクロースの存在を信じていて、クリスマスにサンタさんからプレゼントをもらうのを楽しみしているのに対して、台湾の子供のほとんどがサンタクロースの存在を信じていない、もしくは、両親からサンタクロースはいないと教えられるようです。
なので、子供たちはベッドのそばに靴下を引っかけることもないし、両親はクリスマスプレゼントを用意することはないそうです。
記事提供:台湾のニュースで学ぶ中国語
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