台湾では住居を借りる際には日本のような不動産を通して借りることはほどんどありません。
街を歩けば不動産屋もたくさんありますが、これらは主に購入者向けです。
賃貸の場合は主に591というサイトを利用して部屋を探し、直接大家さんと連絡を取り、部屋を見せてもらうやり方が一般的です。もちろん日本語が話せる大家さんはほとんどいないため、中国語は必須となります。私の場合はまだ自分の中国語に自信がないため、友人に手伝ってもらい、一人暮らし用の獨立套房という完全個室型の部屋を無事に契約することが出来ました。

台湾の部屋と日本と大きく違うところはキッチンのある部屋はほとんどないことです。台湾では火事防止のため、それから外食文化のため一人暮らしで自炊をする人はほとんどいないようです。
また、一年を通して暑い日が多い台湾では湯舟につかる習慣があまりなく、バスタブがある部屋もほとんどありません。ベッド、テレビ、机や椅子などの基本的な家具や、洗濯機が備え付けてある部屋もあります。WIFI費用も基本的には家賃に含まれている場合がほとんどで、日本で一人暮らしを始めるよりは初期費用をかなり抑えることができると思います。

気になる部屋を見つけたら、サイトの写真だけでは実際の部屋の様子がわからないので、自分でしっかりとセキュリティはどうか、日当たりはどうか、換気はどうか、騒音はどうか等と確認する必要があります。それからMRTの駅やバス停は近くにあるかなど、自分の生活にとって優先すべき周辺環境を確認することも大切です。部屋が気に入ったらすぐに押金(敷金)を大家さんに支払い、契約をします。
もう少し考えてから、あと数部屋見てから…ともたもたしていると他の人が先に契約してしまうこともあります。台湾では早い者勝ちなのです。そうなると、また部屋探しがふりだしに戻ってしまいますから、台湾での部屋探しで大切なものは「運と勢いとある程度の妥協」だと断言します。
住めば都という言葉もありますので、部屋を決めたら、その部屋と環境を好きになることが一番大切なことかもしれません。

記事提供:台湾のニュースで学ぶ中国語
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