日本でもDIYの大型なお店が人気なようですが、フランスでは、自分で家が作れてしまうほどの材料が大型のDIYのお店に揃っています。

最近でも、知り合いが自宅に、もう一つ部屋を自分で増設しました。また、以前、韓国人とフランス人のカップルと話した時に、旦那さんが家具でも何でもないから買おうと言えば、自分で作る!と言い出し、DIYの材料をどこからか集めて、いきなり音も気にせず、アパートでDIYを始めてしまうので驚いてしまうと困った顔をしていました。
今まで筆者が見て一番驚いたDIYは、家もそうですが、車屋さんではない普通のおじさんが、大型のジープのような古い車を全部バラバラにして、骨組だけの状態から、自分でパーツを交換したり、直したりして、新品のような車にカスタマイズしたことです。
その人は、家具もプロのように作ったり、屋根付きの駐車場や、大型の車をキャンピングカーに改造したり。今年の夏にお会いした時は、部屋の内装がプロ仕上げにすべて新しくされていました。このおじさんのようなプロのような人なら、まかせても安心ですが、DIYの下手な人は注意が必要です。

この夏、住むための物件を探した時に、前に住んでいた人が退去前に自分で台所等を直したという部屋を見たのですが、台所のシンクが真っ黒な道路のアスファルト塗りが失敗したような汚い状態だったり、あちこち直さない方が良かったかもという状態で、あげくの果ては、電気のタコ足配線がそのまま植物の芽のように、壁の穴からによろっと出ているという衝撃的な光景を目にしました。DIYをする人の腕の善し悪しもありますね。
最近の家具は、貼り合せの薄い材料で作られていて、すぐに壊れてしまったり、修復が出来ない物が主流ですが、自分でDIYショップから本当の木を購入して作れば、お店や業者に払うコストがなく節約出来ます。さらに、何年も使えるような自分が使いやすいような素敵な物が出来ます。作っているうちに、知識が増えたり、素敵な家具にしようとデザインの研究をしたりするので、自分のセンスが磨かれたりします。

フランスは、ゴミ代としてお金を支払うのですが、粗大ゴミは収集の日が決まっていて、そのまま捨てることが出来ます。そのため、粗大ゴミの収集の日は、使える物がないかどうか道路に捨ててあるゴミを拾って、綺麗に自分で直したり掃除して、自分で利用したり、アンテークとして売ったりする人もいます。
自分が使わない物を譲るということも普通なのですが、片付けが下手な人が様々な物をあげると言ってくるのは困るもので、必要がないものはきちんと断るようにした方が良いかもしれません。フランスでも極端に物が多い人と、断捨離傾向で生活に困るぐらい物を買わない人がいるので、物のバランスが大事でしよう。
短期滞在や引越しがある人は、必要な物だけもらって、引越しの時に捨てるというように間に合わせると、手間やお金の節約になりますね。

ライター:Miyabi@フランス


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ