ワーホリなどで海外に住む際、必ず大きな壁となるのがお金です。お金を一銭も使わずに生活するのは、せっかく海外にいるのでもったいないですよね。
私もポーランドではあらゆる節約術を実践していました。ただ私がやっていたのは、小さなことを中心に行ういわゆる ’’一般的な’’ 節約方法でした。

ポーランドで出会った友人は、非常に節約家でその人の大胆な節約方法には毎回驚かされていました。(良い意味で) 彼女が言っていたのは「節約では小さな出費ではなくて、大きな出費を抑えるとより効果がある」でした。

確かに、10円や20円のものをただ我慢するよりは生活で大きな割合を占める金額のものを抑えた方が、効率的に節約ができます。その代表例が交通公共機関です。
ポーランドではバスやトラム、メトロなど公共交通機関が非常に発達していますが、彼女はそれらには一切乗りません。彼女が利用するのは自分の自転車とシティーバイク。
ワルシャワにはバスやトラム、メトロ、電車などが乗り放題になる定期券のようなものがあり、1ヶ月約4,500円、3ヶ月では約8,000円ほどで購入できます。ただ、彼女はこれをゼロにしていたのです。というのも、実はワルシャワには夏の期間になると「シティーバイク」というものが非常に安く使えるようになります。

登録に10ズロチ(300円ほど)かかるものの、20分以内の乗車なら無料で利用できます。ワルシャワ市内を移動するなら、よっぽど遠い場所に行かない限り20分あれば大体の場所には行けます。シティーバイクがない夏以外は自転車を使っていました。
たいていの人が定期券を買って毎月4,500円ほど出費するのを、自転車の購入費はかかるものの、彼女はたったの初期費用300円のみで生活していました。1ヶ月で4,500円ということは1年で54,000円ほどの節約です。
何かとお金がかかる海外生活で5万円以上の節約はとても助かりますよね。ポーランドで54,000円あれば、1ヶ月間は余裕で生活できます。普段日本で交通公共機関に乗り慣れていた私にとっては、とてもユニークで大胆なアイディアでした。

その他、生活に欠かせない食事にも気を配っていて、彼女の食事に対する節約理念は「安く買えて、腹持ちがいいもの」。ポーランドの主食でもあるジャガイモはまさにこの代表例です。1kg約60円ほどで購入できるポーランドのジャガイモのアドバンテージを最大限に生かして、いろんなジャガイモ料理を楽しんでいました。
ジャガイモでこんなにバリエーションがあるんだと感心したのを覚えています。

他には、ポーランドの高いWi-Fi普及率を生かして、一切SIMカードを買わないという人もいました。ワルシャワでは、ローカルのバス内にも、バス停にも、ショッピングモールにも、本当にどこでもWi-Fiがあり、現地で使えるSIMカードのない外国人にはとてもフレンドリーな環境なのです。
今回は、ポーランドの滞在で出会った友人たちの超ユニークで大胆な節約方法について紹介しました。ポーランドに行く際は、ぜひ参考にしてみてください。

ライター:Kohei@ポーランド


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