幸せな国nr.1のデンマーク。ですが、平均寿命は80.6歳で国別ランキングは27位。ちなみに健康寿命は71.2歳で25位。
福祉国家と言われるくらいなので、平均寿命がもっと高くてもいいのでは?と思うのですが、それほどでもないのが実状。
デンマークでは、病気になってしまった場合、まずは個人の担当ドクターに連絡します。その際に診てもらう時間を言われ、診察してもらいます。
症状によっては、その日ではなく、2,3日後ということもよくあります。そして、診察の結果、さらに検査が必要ならば、ドクターが病院に連絡をし、その後病院から連絡が来ます。ご存知の通りデンマークでは、医療費は無料ですから、できるだけ自然治癒力に任せようということでしょうが、残念ながら必ずしもこれがいいというわけではないのです。というのも、病院からの連絡待ち、予約待ちをしているうちに症状が悪化し、検査した時には既に手遅れということが多々あるのです。日本では誰もが受ける健康診断ですが、デンマークでは希望しない限り、普通は行いません。
そんなシステムのデンマークですから、日本のシステムに慣れていた私は少々心配になり、数年前血液検査をしてもらいました。その時、ドクターに言われたのは、全く問題がありませんので、10年ぐらい経ったらまた診ましょう。とのことでした。医療費はもちろん税金で賄われているので、税金の無駄遣いはやめようということなのだそうです。とはいえ、やはり心配にもなるので、日本に一時帰国の際に健康診断をしています。
ですが、日頃の健康管理は大事ですね。パーティが多いですし、お酒を飲むことが日本より多いですので、飲み過ぎに気をつけないといけません。そして、意識して野菜を多く摂ることにしています。中でも、日本でもちょっと話題になった黒にんにくが、superbrugsenなどで手に入るので、サラダに入れたり、お肉と一緒に焼いたりしています。これは、結構体の調子が良くなるので、試してみてください。
ライター:nao@でんまーく