デンマークの国土面積は、九州ほどの広さしかないのはご存知のことと思います。そんな小さな国ですので、地方特有のものなんかそれほどないだろうと思いきや、それはそれはたくさんの昔から伝わるメニューがあってびっくり。
その中から今回はBornholmの名物をいくつかご紹介しますね。ひょっとしたら、夏休みの旅行にボンホルムに行かれる方もいらっしゃると思いますので、ぜひ味わってきてください。
ボンホルムは、地元名物がたくさんありますが、まずは、Imsøda fiskehoud. 魚の豊富なボンホルムですが、これはタラのミルクソテー。デンマークで売っている魚で、頭を見ることは滅多にないのですが、これは、タラの頭のソテーなんです。ボーンホルムのお年寄りはタラが大好きなんだそうで、タラを使うようになったとか。。。
次は、Fyjllakreitur med cider. これは、鴨のサイダー焼きとでも言えばいいのでしょうか。カモのお腹には、プルーンやレーズン、リンゴなどの詰め物をして、ボンホルムのサイダーを注いだオーブン皿に乗せて焼くというもの。聞くだけで、お腹が空いちゃいます。
Ristepølseも忘れてはいけません。ボンホルムで育った豚肉を使用して、半分は内臓を使ったソーセージ。
最後に黒パンのニシンの燻製と卵の黄身のせ。(Rugbrød med røget sild og æggeblomme)これは、sol over Gudhjem(Gudhjem から昇る太陽)と言われるボンホルムの名物です。
でも、ボンホルムに旅行するお金もないなんて人へのB級グルメといえば、ホットドッグでしょうね。ホットドッグの屋台は、そこら中にあって、メニューもほぼ同じですが、場所によって味がずいぶん違います。フレスケサンドイッチやリーベンサンドイッチも捨てがたい。
ライター:nao@でんまーく