とても新旧がはっきりした街。それが、私が最初に受けたヴロツワフの印象です。
中心部は古いスタイルの建物が多いのですが、郊外は後から拡大したためか現代スタイルの建物が多いです。
洗礼者ヨハネ大聖堂はこの街で一番と言って良いほどの名所です。この大聖堂もヨーロッパにある多くの大聖堂と同じく塔の上まで登ることができます。ちなみにこの大聖堂周辺はポーランドの地方都市のわりに駐車スポットを探すことに苦労しやすく、私が訪れた時も週末にも関わらず駐車違反チケットを切られていた車がありました。

郊外にはユネスコ世界遺産に登録されていて世界最大のコンクリート製円形ドームをもつ百周年記念ホールがあります。コンサートの他、展示会場など様々な用途に使われており、私が行った時はたまたま、日本の盆栽展が開催されていました。入場料がかかってまで本場でもないポーランドで盆栽展を見る気にはなれなかったので、百周年記念ホール内部の見学は諦めました。外観としてはコンクリート製円形ドームとしては世界最大とはいえ、今では世界中にこれよりも大きな円形ドームは多数存在するためか、圧倒感はありませんでした。

ヴロツワフを分断するオーデル川にかかるポコユ橋の袂には蔦が絡まった美しい建物の国立博物館があります。規模こそワルシャワの国立博物館の半分程度であるものの真ん中が吹き抜けになった重厚な建物内部には家具、ガラス細工から絵画まで様々な歴史ある芸術作品が展示されています。
街の中心部には小規模な教会がいくつもあり、どこも内部は美しいです。通りに目をやると写真を撮りまくっている観光客らしき人達を多く見かけますが、世界中からというよりはヨーロッパ内からが多そうです。地元の大学で歴史を勉強しているという女の子が言うにはポーランドの他はチェコ、スロバキアオーストリアドイツといった近隣諸国からの観光客が大半なようです。個人的にヴロツワフもウッチと同じくもっと世界にアピールできたらなと思いました。

ライター:白神仁士@ポーランド(ドイツのワーキングホリデービザで旅行中)


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