まず、コンブチャと聞くと日本人はまず昆布茶と頭で変換してしまうのが普通だと思います。スシやみそスープなんかも普通に通じるのでもちろん筆者もコンブチャと言われるとあ〜あの海藻の出汁が効いたあれね!と思ったのですが、いわゆる昆布茶とは全く別物のコンブチャ【Kombucha】のことを今回はご紹介したいと思います。
筆者がこの不思議な物体に出会ったのはオークランドで開催されるファーマーズマーケットでした。元々昔から健康オタクのせいもあってか、説明を聞いているととても興味が湧いてきました。
日本語では紅茶キノコと言われるこのコンブチャ。起源は秦王朝で誕生し、そのあとロシアに渡り、ヒッピー達によって多く広まったみたいです。最近ではセレブの間で流行利、世界でも注目されています。
最初の印象は、見た目は白いクラゲのようでちょっと気味が悪いし、匂いがちょっと、、という感じでした。でも実際に飲むのはその白いクラゲが浸ってある茶色の原液(この液が紅茶キノコそのもので、クラゲはScobyという紅茶キノコの株だということです。)みたいでそれを炭酸水などで割って飲むと飲み易く、さっぱりとしていて健康に効きそうな気がしました。味は酢のような感じで正直そのままだと苦手な人も多いかもしれません。簡単に説明すると、その白いクラゲのようなものを、砂糖を入れた紅茶に浸すとまたそのクラゲが増えていきます。ヨーグルトも種があれば牛乳だけでまたヨーグルトができるようにコンブチャも増えていきます。
気になるコンブチャの効果ですが、まず整腸作用、疲労回復、免疫力向上、ダイエットに良いみたいです。筆者も時々飲んでいますが、海外を転々としてもコンブチャを食生活に取り入れる事で便秘には悩んだ事はありません。(プロバイオティクスや酵素が沢山入っているようです。)
いかがでしたか? コンブチャは上記のような増やし方がポピュラーですが、作るのが少し面倒だという人は、オーガニックショップや土曜の朝8時から11時までやっているBritomart Saturday Farmers Marketでも手に入れる事ができます。また、最近ではスーパーで飲み易く味付けされたボトル(ペットボトルではなく瓶に入っています。)も売っています。
海外はなかなか日本のようにバランスが良い食事を摂る事が難しいとお思いますが、サプリメント代わりにコンブチャを飲んでみるもの良いかもしれませんね!
ライター:Mii@NZ