さて、海外で生活していると日本が恋しい、友達や家族と会えない、日本食が恋しいなどホームシックにかかる人も少なくありません。筆者は、それほどホームシックにはかかりませんでしたが、やはり日本の食べ物が時々無性に食べたくなる時がありました。それも、不思議な事に日本にいる時はそれほど好きでは無かったものを無性に食べたくなるようになったのです。

筆者が無性に食べたくて仕方が無いと思った一番の食べ物は、白いご飯に明太子!とてもシンプルですが、毎日食べたいと思う日が続きました。そこで、なんとなく匂いが独特であまり近寄らなかったアジアングロサリー(日本食も置いてあるのですが、その他に中国や韓国の干物や漢方、のようなものが置いてある店も多く独特の香りが筆者には少し苦手でした)に、意を決して入ってみると、冷凍のコーナーに明太子を発見! 納豆やつみれの隣に鎮座している、明太子。しかし、なんと小さい明太子が3つ入ったのが1パックで8ドル!!高い、、。結局その日は買わなかったのですが、クリスマス前にセールをやるという事を聞き、30%オフで納豆とともに念願の明太子を買いました笑日本では何気なくスーパーで売っている明太子もこちらでは高級品なのです。

その高級品をいよいよ食べる事になったクリスマス・笑。まさかのクリスマスに明太子を食べる事になるとは。お米もいつもならサンライスという日本のお米に良く似た安いお米を炊くのですが、今回はKOSHIHIKARIと記されているサンライス・笑。少々お値段もしたので、普通のサンライスよりは美味しいと思います。いつもより、念入りに米を洗い、きちんと炊いたお米はつやつやとしてとても美味しく見え、さらに明太子をそのご飯の上に置いた喜びといったらなかなか言葉に表せないものがありました。シンプルなものほど本当に美味しいのだなあと実感しました。それは、いろいろな美味しい食べ物があふれるほどあってどれを食べたらいいか困るような日本で暮らしていた時代では考えられないことで、なんだか新鮮に感じました。

このように、筆者は新たな日本の食べ物の美味しさに気づき、日本にいた時はそんなに興味も無かった食べ物を試していくことにより、海外の高カロリーな食べ物に飽き飽きしていた毎日から脱出することが出来たのです。
このようにたまには、少し奮発してアジアングロサリーや日本食マーケットで買い物して、いつもと違う食生活を楽しんでみるのも海外生活でのマンネリ化を防ぐ方法になるかもしれませんね。

ライター:Mii@NZ


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