さて、海外に行く予定で荷物の多い人は事前に送ってしまおうという人も多いと思います。筆者の友人でもスノーボードやサーフィンのボード、その他生活用品や調味料類を段ボールに入れて送るほか、スーツケースごと送ってしまう人もいました。
ただ、一つ気をつけてほしいのが日本のように完全に届くと信用してはいけないということです。日本では、荷物を送ったら必ず送る前と送った後はそのままの状態で届きますが笑、こちらではそのような当たり前のことが時々通用しない事があるのです。
もちろん正常に届くこともありますが、筆者の場合は運が悪かったのか、荷物がなかなか届かなかったり、送り返されたりする場合(これは、筆者の仕事道具であるネイル用品の製品の一部にアルコールが使用されているのが問題だったみたいです。でも、その前に同じ物を送った時は大丈夫だったのですが。EMSで送ったため送料の7800円が水の泡に。泣)がありました。
なかなか届かない場合は早めに追跡番号を確かめ、郵便局に確かめることを強くお勧めします。なかなか届かないけどいつか必ず届くだろうという気持ちは捨ててください! また、これは実際筆者にあったことなのですが、荷物を届けに来た配達員が、チャイムを一回ならして出ようとしたらもう車に乗って出発しようとしていたことがありました。もはや届ける気がゼロですよね。
そのとき住んでいた街は郵便局まで少し距離があったので、もし受け取れなかったら郵便局まで行ける日が仕事の関係上次の週だったので、必死に追いかけました・笑。
その他、郵便物がサインも無しに、玄関に置き去りにされていることもよくあります。箱がボコボコになっていたり、中が調べられていて、中身がぐちゃぐちゃになっていたことも・泣。
また、日本で使っていたデジカメが壊れてしまい、新しい物を買って日本から送ってしまった場合もデジカメの中に入っているバッテリーのリチウム電池がダメだったらしく、それも送り戻されてしまいました。その後、デジカメ本体だけを送ってもらい、親がこちらに来る機会があったのでリチウム電池を持って来てもらいましたが。(なんて面倒なことに。)少し高くつくかもしれませんが、家電用品は送料もリスクも含めた場合、こちらで買った方が無難ですね。もちろん性能は日本の方が絶対良いのですが。
このように、日本の郵便局のように真面目な人ばかりが働いているところでは無いのです。 いつ送っていつ頃着く予定なのか、追跡番号の確認、玄関の周りに箱は無造作に置かれていないか(届いていたのにも関わらず、雨風で風化して荷物に気づかない場合もあるので・苦笑)など、荷物を送った場合は常にチェックする事が確実に荷物を受け取ることに繋がると思います。また、本当に必要な物で貴重なものはやはり、どんなに重くても送って万が一無くなってしまうよりは、自分で持って行く方が良いと筆者は思います。
ライター:Mii@NZ
編集部追記:国際郵便物として送ることのできない危険物が含まれているかの事前チェック、及び郵送できない物があった場合の返送手続きは送付元国の郵便(記事の場合は日本の郵便)が行います。
参考資料:国際郵便によるリチウム電池の郵送条件(日本郵便)