台湾のお金は硬貨が1元、5元、10元、20元、50元の5種類。紙幣は100元、200元、500元、1000元、2000元の5種類となっていて日本とさほど数は変わりませんので、覚えづらいことはありません。
この中の20元硬貨と200元札、2000元札は2001年と2002年に発行されましたが、あまり流通していないのでレア感があります。
台湾に住んで6年経とうとしていますが一度しか見たことはありません。
日本の2000円札と似たような扱いです。
台湾では1000元札を使うとき、レストランやコンビニでも透かしなどを念入りにチェックされます。
偽札か本物かを確認するんです。
日本ではこのようなことはないので、来たばかりのころは私が疑われているのか?と少し不快になってしまいましたが、台湾では当たり前の光景です。
バスに乗るときは小銭の用意が必須です。交通機関で使えるチャージ式のカードを持っていれば問題ありませんが、バスには日本のような両替機が付いてないので、乗る前に硬貨が財布にあるか確認しておく方が安心です。
また、夜市などは100元以下の食べ物が多いですので、1000元札を使うよりは小さいお金を用意している方が便利です。
お釣りの用意が足りない店では嫌がられたりもします。
日本では1万円札が一番大きな額面の紙幣ですが、台湾では一般的には1000元札(日本円で3600円前後)です。(2000円札ははじめに書いたように流通してません)
日本の1万円札1枚が、1000元札にするとだいたい3枚。単純に枚数でいうと3倍になるわけです。
なので、ATMでまとまった額を引き出すと紙幣がいっぱいになるので、なんだかお金持ちになったような気分にちょっとなれます。
ライター:えいせい@台湾
取材協力:台湾トランス(台湾留学・ワーホリサポート)