台湾で有名なローカルルールと言えば…
「トイレットペーパーを流さない」ではないでしょうか?
備え付けのゴミ箱に使用済みティッシュを捨てるようにと、公衆トイレには注意書きもされています。理由は水圧や排水管の関係で詰まる可能性があるからなんですが、日本人からすると慣れない以上に衛生的にキツイという声もよく聞きます。
また、水道水はそのまま飲めません。五分以上沸騰させるのが良いとされています。一般家庭では蛇口に浄水器を付けていますし、ホテルには必ずミネラルウォーターが置かれています。このへんは、台湾に行こうと考えたことのある人には常識ですよね?

では、台湾に住んでみて目の当たりにした、ローカルルールも紹介していきたいと思います。
1.犬や猫、小型のペットはどこでも連れて入れる
デパートのフードコートやレストランに、普通に犬連れの人がいます。ペットに対して先進国という理由ではなく、元々取り決めがなくてそうなっているようです。

2.バイク(スクーター)には4人まで乗れる
交通ルール上はいけません。でも、大人2人子供2人乗るのは、暗黙の了解になっています。
子供がいる家族にとって、近場に食事や買い物へ行く時には一般的なことです。日本人から見たら驚く光景ですよね?

ルールではなく「台湾あるある」ですが、上はダウンジャケットなのに足元は素足にサンダルという、寒いのか暑いのかよく分からない格好になっている人が非常に多いです。理由は単に楽だから、らしいです。

最後に番外編ですが、実は知らないと大変なことになるローカルルールがあります。
それは…
道端に赤い封筒が落ちていても拾ってはいけません!
封筒の中身はお金ですがラッキーではありません。というのも…… それを拾うと亡くなった人と結婚しなくてはならないのです。
これは昔からある習わしで、幼くして亡くなった女性の結婚相手を探す方法のひとつらしいのです。
これを拾った男性には、すぐさま親族が駆け寄ってきて、その後ちゃんと結婚式も執り行われるのだとか。
噂かと思っていたのですが、赤い封筒とタオル(お葬式で配られる)が置いてあるのを実際に見かけたことがあり、びっくりしました。

ライター:えいせい@台湾
取材協力:台湾トランス(台湾留学・ワーホリサポート)


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