pic1今年も、クリスマスの時期がやってきました。日本人は、平日だと仕事があって忙しい等、家族や親戚一同が集るというのは珍しい方で、恋人や友達と過す人が多いでしよう。
フランスでは、お正月休みがないので、クリスマスが一年で一番のイベントとなります。そのために、勤めている人は早めにクリスマス休暇に入ります。年明けは、すぐに仕事が始まるので、12月31日までがお休み気分という感じです。

フランスで、とてもたいへんなのはクリスマスに家族や親戚が大勢集るという場合が多いこと。その対応に疲れてしまうということがあります。日本で核家族化に慣れていたり、クリスマスにあまりこだわりがない平日の過ごし方をして来た人は、この習慣に馴染めない人も多いでしよう。
日本的に、遠慮や人の目を気にして気が進まない事があっても言葉でなかなか言えずに、たくさんのご馳走作り、片付けを我慢して手伝う等、休日なのに人に気を使って、家事労働の負担が重なり・・・と、クリスマスは単なる重荷になります。自分の意志はしっかり持って、たくさん食べられない時は「結構です。」、パーティの準備に疲れてしまった場合は「早めに寝ます。」「何時に帰ります。」、自由行動をしたい時は「別な場所に出掛けます。」等、自分に無理のないクリスマスを過ごす方が良いでしよう。

フランスは、お歳暮やお中元、お土産の文化がないのですが、クリスマスのプレゼントだけは別です。クリスマスプレゼント選びも毎年になると、たいへんです。
フランスではお店のプレゼント用のキットを買う人も最近は多いので、クリスマスキットがかなり充実しています。プレゼント選びに時間がない人や何を選んだら良いか分からない人は、お店で売っているプレゼントキットはかなりおすすめです。
フランスの都会の人は、クリスマス休暇にフランスの南や南の他の国に行く人もたくさんいます。筆者も義理の家族や親戚との毎年同じパーティはほどほどにして、今年はフランスの南か北イタリアの方に出かけようと思っています。
今年は、パリやマルセイユでフィギュアスケートの世界大会が最近までありましたが、フランスはこの時期に街に簡易なスケート場が出来たり、本格的な世界大会が行われるようなスケートリンクでも入場料がそんなに高くないので、スケートを楽しむ計画もしています。いつも同じクリスマスではなく、冬にしか出来ないことや、冬だから暖かい所に行く等、いつもとは違うリフレッシュな時間を過ごしたいと思っています。
また、このシーズンは街のクリスマスイベントが開かれたり、クリスマスの特別なデコレーションやクリスマスマーケットがあちこちで開かれているので、寒いですが散歩は楽しい時期です。街によって、クリスマスのマーケットで売っている商品が違ったり、規模も違うので、あちこちのクリスマスマーケットやイベントに行ってみると良いでしよう。
最近は、テロの影響で外務省や大使館から、クリスマスの時期のイベントについての注意事項の連絡がメールで頻繁に来るので、出掛ける際にはそれらの注意書きはきちんと読んで行くことをおすすめします。フランスで楽しいクリスマスを過ごして下さいね。

ライター:Miyabi@フランス


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