image1スロバキア最後の日はチェコを目指してブラチスラヴァからスカリツァまで運転しました。スロバキアの観光名所はほとんど閉まっている月曜日だったため、道中は立ち寄るような見どころがありませんでした。ところどころ、立派な教会がありましたが、全て閉まっており、内部の見学は一つもできませんでした。
観光名所は閉まっていても、レストランはやっています。スロバキアを代表する料理の一つといえば、ブリンゾベー・ハルシュキです。これは、ジャガイモをすりつぶし小麦粉と茹でたダンプリングに羊乳のチーズであるブリンザを絡め、カリカリのベーコンをちりばめた一品です。あえて、ベーコンがカリカリなことにより、個性の強いブリンザとダンプリングにのみこまれることなく、3つの素材がきちんとそれぞれの役割を主張しています。

スカリツァはチェコとの国境付近にある人口15,000人ほどの町です。小さな町ながら、ロマネスク建築の立派な建物があったりと一種独特な雰囲気があります。
スカリツァからチェコのスドムニェジツェまでは車で5分ほどです。国境にはチェコと書いた看板がありますが、小さく、場合によっては見逃してしまうかもしれません。
全体を通してスロバキアの治安は、良かったと感じました。私はスロバキア以外の国では、銃を突きつけられたり、知らない人から暴行を受けたり、肋骨を折られたり、通りすがりに唾を吐きつけられたり、バナナをバッグになすり付けられたりしてきましたが、今回、スロバキア滞在中は全くそういった事がありませんでした。話しかけられても、フィリピンなどのように恐怖を感じることは少なく、ほとんどのスロバキア人は、ただ単に外国人が珍しくて話しかけてくる印象を受けました。他の国にワーホリ中の方も安心して訪れてみてください。

ライター:白神仁士@スロバキア(ドイツのワーキングホリデービザで旅行中)


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