経済事情を知るには、失業率を見るといいともいわれますが、デンマークではこれは全くあてになりません。というのは、違う仕事にチャレンジをしたい、もっと他にいい仕事があるかもしれないetc…と仕事を変える人がほとんどだから。ですので、次の仕事に就くまでの間は失業者扱いなので、不景気による退職者のイメージがある失業率とは違うため、常にかなりの失業者がいます。
他のデンマーク経済の見方としては家の売れ行き、車の売れ行き、つまり高額なものに対しての売れ行きがどうかというところで見れば景気がいいかどうかがわかるともいいます。ただし、確かに以前はそうでした。ですが、今はローンの金利が安くなり、それによって高い家も車も購入されるようになっています。そのようにしないと、デンマークの経済が回らず、ますます悪くなるばかり。。。そう、今は2008年に国民総生産が352.59ビリオンドルでしたが、昨年は295.16ビリオンドル。街を走る車が新車が多いように見え、景気が回復しているように見えますが、実は全く回復はしていないのです。
世界的に経済不況の今、節約志向ばかりだと余計に経済がうまく回らず、ますます悪循環。夢見るのはロトで大金が当たること！！
先ほど少々触れましたが、デンマーク人はちょくちょく職替えをするので、求人があるようにも思えますが、これも景気があまりよくないので、外人にとっては就職難につながっています。そんな中、なぜか最近ラーメン人気でラーメン屋さんの開店情報を耳にします。もしかしたら日本人のワーキングホリデーの方は重宝されるかもしれませんね。
ライター：nao＠でんまーく
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