20161001-fr本日のテーマはフランスでの生活費についてです。まずは南仏で一人暮らしをスタートさせた私のケースをご紹介しましょう!

・家賃 約520ユーロ/月
家具無しのステュディオ(ワンルームで広さが27㎡のアパート)で水道代込みの値段です。
・電気代 25ユーロ/月
毎月定額が口座から引き落とされ、電気の消費量によって後に差額を精算する方法です。
・食費 100ユーロ/月
スーパーの売り出しや特典付きの無料会員カードを上手に使って出費を抑え、基本的には自炊です。
・携帯電話 25ユーロ(2ヶ月間有効のチャージ式プリペイド携帯で、つまり一ヶ月当たり12.50ユーロ)
通話とSMS機能が主で、インターネット代金は含まれません。
・雑費や交遊費 100ユーロ/月

上記のように1ヶ月の基本生活費は約750ユーロでした。私の場合はフランスに着いてまず語学学校に通ったので、これに加えて学校への登録+授業料が別にかかりました。語学学校は大きく分けて短期登録(1週間~)が可能な私立の語学学校と、長期登録(学期単位での登録)となる大学付属校の2種類があります。授業料は学校の種類によってかなり差があり、特に私立の語学学校は大学付属校よりも高額になりがちです。ただしクラスが大学付属よりも少人数制であったり入学の時期がフレキシブルであるといったメリットもあります。

住まいについては滞在都市や状況によって相場は変わってきます。同じような条件(広さ)の物件でもパリにある物件とフランスの田舎町にある物件では家賃に大きな差が出ます。また家具付きの別件は家具無しのものに比べて家賃は割高になります。
家賃を安く抑えたい場合には部屋を間借りしたり、ルームシェアをする方法もあります。また子供好きの人はオ・ペール制度(子供の世話や家事をする代わりに部屋と食事を与えられる)を利用するという方法もあります。

通信費については私の場合は個人のパソコンは持参しなかったのでインターネットは主に学校のパソコンを利用したり、地元の図書館(1年間有効の図書館利用者カードを有料で発行してもらいました)のパソコンで閲覧していました。

食費については飲食店でアルバイトをしていた時には基本的に賄いがあり、残りものをいただける日もあったりしてさらに出費を抑えられました!

フランスのワーホリビザの申請については3100ユーロ以上の残高証明が必要となっています。現地に着いても仕事がなかなか見つからない場合には、語学学校の費用等を一切含まず上記のように月750ユーロの出費があると仮定して計算しても4ヶ月余りでワーホリ資金が底をついてしまうことになります。フランスのワーホリビザの有効期限は1年間ですから、実際には3100ユーロと言わず日本を出発する前にできるだけ貯蓄を増やしておくことで、気持ち的にも余裕を持ってフランスワーホリを少しでも長く満喫することにつながると思います。

ライター:たぬき@フランス


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ