Moustiers-Sainte-Marie夏真っ盛りのフランスより、今日も前回に引き続いて南仏の魅力についてお話したいと思います!

まず、ヴェルドン渓谷界隈の小さな村々で見かけるアジア人観光客の謎についてです。彼らの正体は・・・日本のお隣、中国からの観光客の方々でした!
中国で2007年、2008年に最高視聴率を獲得した「又見一簾幽夢」というラブストーリードラマが放送されて以来、プロヴァンス地方はパリをも抜く中国人の人気観光スポットとなったのだとか。このドラマはフランス(特にプロヴァンス地方)で撮影されたシーンも多く、南仏のひまわりやラベンダー畑をテレビで見てその美しい風景に魅了された中国人観光客が後を絶たないという訳です。

またヴェルドン渓谷に来たのなら是非訪れたいのがムスティエ・サント・マリーです。フランスの最も美しい村のひとつとして登録されていて、ムスティエ焼きという陶器で有名な所です。村を散策するとこのムスティエ焼きを扱うお店にちょこちょこ出くわします。村の中央にはヴェルドン川が流れ、清涼感を漂わせています。村のはずれから262段の階段を登ると岩山にそびえたつノートルダム・ドゥ・ボーヴォワール礼拝堂(1921年に歴史的建造物に認定)に辿り着きます。ここからオレンジ色の屋根が美しい村全体を見下ろす時の気分はまた格別ですよ!

この他にも湖のほとりでゆったりとした時間を過ごしたい方にはサン・クロワ・ドゥ・ヴェルドンもお勧めです。コバルトブルーの美しいサン・クロワ湖、なんとこの湖は人工湖なんだそうです。時間のある方はボートやカヌーをレンタルするのも良いかと思います。この辺りは車がないとアクセスしづらいというのが難点ですが、美しい自然が残るこの地域は行く価値はあると思います!

今回はアルプ=ド=オート=プロヴァンス県のお勧めスポットについてとりあげてみましたが南仏の魅力は何と言っても青い空と海! フランスの他の地方に比べて温暖な気候なのが特徴で、晴天の日は年間に300日とも言われています。フランスの他の地域からはこの太陽の光を求めて南にバカンスを過ごしに来る人が多いです。
皆さんもフランスにお越しの際には是非、南仏まで足を延ばしてみてくださいね!

ライター:たぬき@フランス


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