ヨーロッパでは、依然としてシリアからの難民の受け入れやテロ等で、治安がわるくなることを懸念している人が少なくありません。
シリア難民については、トルコやギリシャでの足止めで少なくなっていますが、テロに関しては、いつ何があるかというのは予想できないので恐怖感は常にあります。そんな中、先日は空港に爆弾を持ってきたなんていう嘘を出国手続きのところで申し出て、空港が一時封鎖になったりと、とんでもない奴が現れたりもしています。ですが普通に生活している分には全く問題ないのが現状です。一時はとても心配されたりもしましたが、平穏な生活を送っていますよ!
ただ、裏通りや人がたくさん集まるようなところには、やはりあえていかないようにしたほうが念のためいいと思います。大使館の方からもそのように言われてますしね。
でも、もしも、もしも、もしもですよ。テロ等に巻き込まれたときは、手のひらで首の後ろをおさえ、その腕で耳を覆い、反対の手のひらでも耳を押さえ、目を閉じ、口は開け、しゃがむ。というのも大使館の方から教わりました。これは、ちょっと練習しておいたほうがいいですよね。とっさの時にさっとできることが大事ですから。。。
それよりもスリや置き引き、泥棒のほうがデンマークでは実は頻繁なような気がします。
電車の中、ストロイエなどでは、みんながスリだと思ったほうがいいくらいです。私も電車の中でお金、とられましたしね。家には泥棒も入られました。それからというもの、パスポートは常に携帯しています。
デンマークは泥棒に入られて警察に通報しても、犯人を追ってはくれません。デンマーク人の犯人もいるのでしょうが、大抵は外国人で、『お仕事』が終わるとすぐに国外へ行ってしまうので捕まえられないのが現状のようです。なので、大事なものは家に置かず、肌身離さず持ってるほうが安心。でもスリにはご用心。となんとも気の休まらない国のようですが、ほかのヨーロッパよりはこれでも治安のいい国なんですよね。
とにかく、危険なにおいのするような場所には近づかないことが一番!そして、大使館に在留届を出しておくこと、また大使館通信を申し込んでおくと、安全に関しての情報がメールで配信されます。また、デンマークから海外に旅行に行く場合は旅レジに登録しておくと、緊急時の情報を得ることができます。
今回は怖いお話ばかりでしたが、来週末には桜祭りもありますしだんだんと日が伸びてきて、デンマークのゆっくりとした時間の流れを楽しめるときです。楽しいワーホリを過ごしてくださいね。
nao@でんまーく