20160326-nz広大な自然の景色を楽しみながらレンタカーやキャンピングカーなどで移動するのは旅行の醍醐味と言えます。それではニュージーランドに来て、いざ運転するぞ!という方のために基本的な交通事情をご紹介します。

まず、日本と同様にニュージーランドの道路は左側通行です。車自体も右ハンドルが主流となっています。道路状況は場所により、大幅に狭い曲がりくねった道や起伏の多い道なども珍しくありません。
ニュージーランドの国土は変化に富んだ地形に恵まれています。そのため、運転の難しい急カーブや見通しの悪い場所も沢山あります。主要都市 を離れると、自動車専用道路はほとんどありません。中央分離帯のない、片側1車線ずつの対面通行が主流となります。また、未舗装の道路を走る機会もあると思いますが、所要時間にゆとりをもたせておき、急がずゆっくり運転しましょう。後ろに車が近づいてきたら、安全な場所に車を寄せて先に通ってもらうという工夫も大切です。

また、地図だけを見ていると、所用時間を短く見積もってしまいがちです。それは、地図には実際の道路がどれほど運転しにくいものかは記載されていないからです。見た目に近く見えても、予想以上に時間がかかることもあります。例えば、ホキティカからハーストに至る278kmの道路は氷河を見に行く旅行者に人気があり、地図上では3時間ほどで移動できそうに見えますが、実際にはカー ブが多いので、4時間は必要です。このような場所はニュージーランド各地にあります。移動時間を考える場合は、常にゆとりを持たせるようにしてください。

悪天候で運転に支障がでることもよくあります。ニュージーランドでは「1日の間に四季がある」と言われています。快晴の中出発したのに、到着する頃には雨あられが降っている、ということもあり得ます。そのため、急激な天候の変化で道路状況が変わってしまうことも想定しておくべきです。出発前には天気予報を確認して、状況に応じて予定を調整してください。南島では冬だけでなく春や秋にも降雪の可能性があります。急な寒気の影響に備えて、タイヤチェーンを準備しておくのも良いでしょう。特に、南島の山岳地帯では特に雪や氷、霧の影響を受けやすくなります。運転する予定の地域の天気予報を調べ、タイヤチェーンと着脱方法を確認してから出発しましょう。

踏切についてですが、場所に寄っては警報機が無い場合もあります。全国1500カ所の踏切りのうち、自動警報機が設置されているのはわずか半数です。赤のライトが点滅している時は、列車が近づいてきています。必ず踏切りの手前で停止し、ライトの点滅が終わってから渡ってください。また、場所によっては「Railway Crossing/踏切あり」「Give Way/ゆずれ」「Stop/とまれ」といった標識のみの場合もあります。標識の手前で一旦停止して、左右両側に列車が接近していないことを確認してから渡ってください。

いかがでしたか? 実際に運転する前には上記に加え、地元の人に運転のアドバイスをしてもらうなど、交通規則の確認をしっかりして安全で快適なドライブを楽しんでみてくださいね!

Mii@NZ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ