20160213-de昨年、9月13日は世界チョコレートデーだったそうで、それを受けて、Anette Hoffによってデンマークのチョコレートの歴史が書かれた本が今年出版されることになっています。その中に、ちょっと面白い内容があったのでお話しさせていただきます。

現在、デンマークではいろんなチョコレートバーが売られています。SNICKERS, VOUNTY, HOLLY, MARS, TWIX, Lion, YANKIEなどなど。その中でも興味深いのがYANKIEバーです。ヤンキーといえば、もともとは北部のアメリカ人を意味する俗語だそうで、この名前を見てもほかのチョコレートバーを見てもアメリカで作られたものをTomsが輸入して国内販売しているのかと考えるでしょうが、実は違うそうなのです。

そもそもヤンキーバーが作られたのは第2次世界大戦のころだそうです。そして、高い栄養価値のあるものを探していたアメリカ軍が、1946年ヨーロッパにあるいくつものチョコレート会社からデンマークのToms社を選び、そこに、チョコレートバーの製造を依頼したそうなんです。本来、ヤンキーというならYANKEEと書くのが普通ですが、YANKIEとなったのは、スペルをただ単に間違えたのか、商品化しようとしてあえてこうしたのかは不明のようですが、とにかく、デンマークの最初のチョコレートバーがこのYANKIEバーなんだそうです。
今は、北欧で人気の商品で1993年にはロシア市場に登場し、人気の商品となっていますが、アメリカでは一度も販売されず、戦時中にアメリカ兵が食べたのみだそうです。
70年の歴史のあるチョコレートバー、ご賞味あれ。

nao@でんまーく


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