130126_france-1フランスで街を歩いているとよく見かける緑の十字マーク、そうです、フランスの薬局の看板です。フランスでは医療分業制が徹底されているので病院に行ったら処方箋を持ってこれらの薬局に行くことになります。

ただし、フランスの薬局は日本で盛況しているチェーン店のドラッグストアの雰囲気とはだいぶ異なります。薬局コスメ、デンタルケア用品、健康食品といったものは店内に陳列してあり実際に手にとって品定めをして購入することができますが、お薬に関してはたいていのものはカウンターの薬剤師さんに頼んで出してもらうことになります。

処方箋があればただ単にその用紙を出せば良いのですが、病院に行くほどひどい症状ではなく市販の薬を飲んで治してしまいたい、という場合にも薬剤師さんを通さなくては薬が買えないケースが多いので少々面倒に思う方もいるかもしれません。

しかし逆を言えば自分の体質に合わない薬(成分)があったり現在飲んでいる薬との飲み合わせに注意する必要がある場合などには相談にのってもらえるといった利点もあります。

飲み慣れた薬がある場合には日本から持参することをお勧めしますが、現地で購入する場合にはこちらでよく使われる市販の薬をいくつか挙げておくので参考にしていただければと思います。

Doliprane(ドリプラン) : アセトアミノフェン配合の解熱、鎮痛剤

Nurofen(ニュロフェン) : こちらも上記と同じく解熱、鎮痛剤でイブプロフェン配合

Maalox(マーロックス) : 胃腸薬。美味しいものを目の前にするとついつい食べ過ぎて胃を酷使してしまう癖があるので…個人的にはよくお世話になっています!

Drill(ドリル) : のどが痛いときに服用するドロップタイプのお薬

ちなみに日曜・祝日は基本的にお店はお休みするのがフランス。こんなときにお薬が必要になってしまった場合には地域で当番制で営業している薬局が必ず1件はあります。通常薬局の入り口の掲示でどこのお店が当番か確認できます。

それからフランスで薬を処方されると必要な分量だけ薬を出してくれる日本とは異なり、箱単位で薬を購入しなければならず、時には薬を余らせてしまうなんてこともよくある話です。不要になった薬や使用期限切れの薬は一般ゴミと一緒に処分すると有害物質を発生してしまう恐れがあるので薬局に持って行って処分してもらうのもお忘れなく!

たぬき@フランス


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ