2022年、ドイツも激動の一年でした。コロナやロシアによるウクライナ侵攻、世界共通で暗い話題に事欠かない年になりましたね。
ドイツでも年の始まりはまだコロナ問題が話題の9割を占め、生活の自由が圧迫された状態でした。しかし段々と規制が緩和され、国境対策やワクチン接種の有無による区別政策がなくなり、今ではEU間の行き来も以前と変わらないほどに回復しました。現在は冬を迎え、厳しい寒さのせいもあってコロナの感染者数は増加する時もありますが、以前のような大規模な規制政策はとられていません。むしろ州によってはコロナ感染による自宅待機義務の撤廃や、感染していても無症状の場合は通学OKなど、その扱いがまるで風邪のようになりつつあります。

さて、コロナの落ち着きとは裏腹に、ロシアのウクライナ侵攻が国の情勢を再び緊迫させました。私達はさらなる物価上昇、エネルギー危機問題に直面し、その政策に多くの人が注目し議論されるのは日常茶飯事です。もともとかなり節約家のドイツ人ですが、更にエネルギーや資源の節約に拍車がかかっています。それでも趣味や休暇の旅行にはきちんとお金を使うドイツ人、(なんだか気持ちの良いお金の使い方ですよね^^)今年は長期のコロナ対策で我慢していたこともあり、私の知り合いは全員海外旅行していました。娯楽にお金を使うことを疎わず、12月は何度もクリスマスマーケットへ出かけたり、クリスマス用にプレゼントを沢山用意していたりと、その雰囲気は例年と全く変わりませんでした。

悪化した経済状況の中でも、楽しく過ごすことを忘れず、世の中にお金が廻っていれば、景気はいつか回復するはずだ・・・なんて願ってしまいます。
来年はどのような年になるのでしょうか、楽しみですね。
皆さん、良いお年を!

ライター:yodan@ドイツ


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