ドイツで働いた場合の給与は一体どのくらいなのか、ご存知ですか?
現在の世界不況の中で、ドイツも決して国利益がプラスではないものの、他国と比べ比較的安定した経済の流れになっています。
現在のドイツの給与の平均は日本より高く、ヨーロッパや世界各地から仕事を求めて多くの移民が集まっています。今年10月からの最低賃金は時給12€(約1.740円)となり、ドイツの平均年収は47.700€(約692万円)という情報もあります。特に現在の円安により、日本円に換算するとより高く感じますね。

ワーホリで渡独した場合、多くの人がアルバイトをすると思いますが、レストラン・カフェ店員や、ショップやベーカリー販売員は基本的に最低賃金と考えてよいです。そこから税金が引かれるので、フルタイムの場合は、所得額によりますが、給与総額から大体35%ほど引かれるイメージです。ドイツの税金制度は日本と似ていますが、気をつけたいのは『宗教税』というもの。コレは無宗教の人は勿論払う必要はありません。無申告だと勝手にキリスト教税が払われている場合があるので、給与明細はきちんとチェックし、わからない部分はしっかり聞くことが大事です!
また、本格的な職業、例えば事務職や車整備士、システムエンジニアとして働く場合、給与は格段に上がります。例えば事務職は平均年収34.700€(約503万円)、システムエンジニアは57.200€(約830万円)と言われています。一方、看護師や介護士の給与は事務職よりも低く、重労働でもあるため常に労働力が不足し、多くの外国人が働いています。

さて、ドイツではこういった仕事に全て職業資格が必要です(詳しくは次回の記事で紹介します)。
さらに、一般企業に就職する際の給与は交渉により決まります。ですから学歴・経験・スキルは勿論、交渉力が非常に大事です。そのため転職する毎に給与アップしていくというキャリアコースも珍しくありません。
会社は求人事項に給与を提示しないため、同じ業務に就く者同士でお互いの給与を知りません。このテーマはとてもデリケートなため、給与額について聞くことは基本タブーです。なので気軽な気持ちで尋ねたりせず、気になる場合はインターネットでチェックするのが良いでしょう。

ライター:yodan@ドイツ


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