デンマークの水は、氷河時代からの地下水を汲み上げ、生活用水や飲料用水など全てにおいて使用されています。ですから、日本と同じように、水道の蛇口から出てくる水をそのまま飲むことができます。
が、デンマークの水は硬水。硬水というのは、カルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどのミネラルが含まれた水のことを言うのだそうで、日本でも確か一時ブームになった記憶があります。

デンマークの水は、水1Lに対して350mgのミネラルが入っているそうです。ちなみにブームになった時によく飲んだevianは300mgだそうで、それよりもミネラルが取れますよね。でも、日本でブームになったのは、フランスアルプスのちょっとおしゃれな水。。。。
それはさておき、なぜ硬水が良いかというと、肉食が多い西欧料理ではミネラルが不足なりがちになるので、硬水で補っているとのことです。

水道から出てくる水が飲めるのですが、スーパーでも水は売っています。水道水より硬度が下がり、中硬水ですが、フレーバー付きの水なので人気があります。また、DanskvandもしくはBrusと呼ばれる炭酸水もデンマーク人はよく買います。軟水ならスウェーデンからのRAMLÖSAがあり、これもフレーバー付きのものが人気です。

ただしこの硬水、良いことばかりではありません。カルシウムが多いのはいいのですが、水回りは乾燥するとすぐに白くなってしまいます。お湯を沸かした後の鍋底は真っ白。コップやグラスなども白くカルキが残っていることもあります。シャワーなども、あれ?水の出が良くないと思うと、カルキによるシャワーの目詰まり。これらは、お酢を使って掃除すれば、なんとか普通に戻るのですが、いくら柔軟剤を使っても、タオルはゴワゴワ。日本のふわふわのタオルが恋しい!
そして、白地用の洗剤を使っても、白いTシャツがいつの間にか黄ばんでしまう。。。
日本の洗濯洗剤のコマーシャルのように白いTシャツが風に靡くことは、なかなかないのが悲しいです。

ライター:nao@でんまーく


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