1月15日に即位50年を迎えたデンマーク女王の祝賀パーティーがコロナの影響で延期になり、9月9日からの週末にようやく開催されました。その模様は、テレビで放送されたので、家族のブーイングを受けながらも、バレエやオペラを楽しむことができました。
さて、世界中のホテルやレストラン業界は、コロナ感染拡大の影響を受け、多大な被害を受けました。日本では、未だに厳しい状況が続いているようですが、デンマークはと言いますと、2022年2月1日より、全ての規制が撤廃され、コロナ前の生活になっています。
夏休みの海外からの旅行者の数を調べてみると6月の渡航者数では2019年は約92万人の海外からの渡航者があり、2020年には約8.5万になりました。2021年は15万人ほどに増えましたが、今年の6月は、約90万人の渡航者がありました。
7月の渡航者数では2019年には約142万人の渡航者がありましたが、2020年と21年は35万人ほどしかいませんでした。しかし、今年は約143万人とコロナ前より増えています。
先日、人魚姫の銅像の前に行くと、物凄い人だかりを目にし、コロナ前に戻ったんだなあと実感したばかりです。旅行者以外でも海外からの労働者が増えています。特にポーランド、ドイツ、イタリアなどからの医療従事者の方。自国でも医療従事者は不足しているはずなのですが、デンマークの賃金は他の国より高いということで、増えているようです。一方で残念ながらワーキングホリデーを利用して渡航する日本人看護師がデンマークで看護師として働くことは難しいようです。というのも、日本の看護師免許はデンマークでは有効ではないから。ただ、医療関係経験者として、福祉施設などでの仕事を探すことはできると思います。
コロナが完全に無くなったわけではなく、withコロナですが、以前と変わらない生活を送っているデンマークでのワーホリ経験は、貴重なものになると思います。迷っている方、今です!
長かった夏も終わり、日も短くそして涼しくなってきたデンマーク。本場のクリスマスを体験するなら、ぜひ!
ライター:nao@でんまーく