北欧の物価は高い!とよく聞くと思います。
今回は、具体的に商品の値段を取り上げてみますね。
まず、どのスーパーもチェーン店展開されています。イヤマちゃんのマークが人気のIRMAは、日本で言ったら、成城石井のようなちょっと高級感を感じるスーパー。BilkaやFøtexは大型スーパーのデンマーク版イオン。Netto、Rema1000は庶民的な小型ディスカウントスーパー。Lidl、Aldiはドイツの小型ディスカウントスーパーといったところでしょうか。
今回は、ワーホリでもお世話になることの多い、庶民的なディスカウントスーパーでの値段を比較します。
まずお野菜から。
きゅうりが1本約110円。トマト500gで約180円。じゃがいも1kg約180円。りんご1個約50円。食パン1袋約210円。
もうすぐイースターなので、それに伴ってのセール商品。
豚ひき肉300gで約180円。鶏ひき肉300g約360円。牛挽肉900g約1250円。マーガリン130円。牛乳1L約220円。コーラ2ℓ約240円。そしてビール1本約75円。
ところでデンマークの消費税は25%。これらの商品は全て税込の値段です。こう換算してみると、日本の物価と大して変わらないと思いませんか? 特にビールが75円。これは、めちゃくちゃ安いです!!
ですが、レストランで食事をした場合は、目玉が飛び出るほど高くてびっくりです。ランチのサンドイッチでさえ、最低でも約2000円はかかります! そして飲み物を頼むと、ここにさらに1000円ほど加算されるのです。ですから、デンマーク人のランチはお弁当持参が大半を占めます。
夕飯の外食もあまりせず、家族で食卓を囲むのが当たり前。ちなみにマクドナルドのハンバーガー1個は約180円。ビックマックセットは、約1300円。
さて、コロナ禍の最中にガソリンが値上がりして、そして今ウクライナとロシアの戦争で更に値上がり。現在のガソリン1ℓの値段は約270円です。コロナ前は180円を下回っていました。
昨年の暮れより、電気•水道•ガス代が値上がりしています。これは、化石天然ガスの価格が昨年秋から10倍以上になっているから。これに伴い生活用品も値上がりしています。たとえば、菜種油やコーン油は1年で24%の値上げをしました。さらに41%まで値上がりすると言われています。
戦争が始まって5週間でバター、マーガリンの値段が15%値上がりました。生クリームやモッツァレラチーズは9%。今後、20%程の物価の上昇が見られるとのことです。
物価は、世界全ての国で上昇するのでしょうが、それにしても、20%とは。。節約しなくてはいけませんね。
ライター:nao@でんまーく