コペンハーゲン・ファッションウィークの歴史はまだ浅く、2006年に最初の開催となりました。これは、スカンジナビアの唯一のファッションウィークです。
毎回、4日間のショー、プレゼンテーション、イベント、トレードショーが企画されているのですが、このコロナ禍、昨年の夏にはフィジカルとデジタルの両軸で開催されました。また、2018年からのコペンハーゲン・ファッションウィークは、サステナビリティ・持続可能性に特に重点を置くようになり、昨夏は、使用する素材の半分が有機認証を受けていたり、リサイクルやアップサイクル、ゼロウェイストを目標にしたりと、地球環境への配慮も充実しています。

ところで、2月1日から3日まで2022/23年の秋冬シーズンのファッションウィークが開催されました。コペンハーゲン・ファッションウィークの目玉となっているGANNIは今回、フィジカルではなくデジタルでの発表でした。
Sams Pottsは、オペラハウスの回廊をランウェイにし、ヴィーガンレザーを纏ったモデルが階段を降りてくるというステージ。初参加、ウクライナからのTG Botanical は、apotek57というカフェでの発表。Stine Goyaは美術館での発表、Mark Kenly Domino Tanはデンマーク国立美術館でランウェイショーを行うなど、コペンハーゲンの古い歴史の中に、新しいファッションが際立つ素敵なイベントがあることにワクワクする人も少なくないはずです。https://www.vogue.com/fashion-shows/copenhagen-fall-2022

20年前のデンマーク人は、黒以外の服は持っていないといっても間違いではないほど、みんなが黒い服ばかり。どこを見ても黒黒・・・地味な印象でしかなかったのですが、今ではおしゃれを楽しむ人が増え、街はいろんな色で華やかになってきています。

次回のコペンハーゲン・ファッションウィークは、来年2023年8月9―12日。30のブランドの発表が予定されています。https://copenhagenfashionweek.com

ライター:nao@でんまーく


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ