デンマークでは、まだコロナ感染者が4万人を超えているにも関わらず、生活はほぼコロナ前に戻りつつあります。街を歩くにもマスクは一切なし、いつどこで感染してもおかしくない状況ですが、違う観点から見ると、ワーホリでの渡航ももう普通に。ということで、デンマークへの渡航を見合わせていた方、一度断念された方、是非是非デンマークへ!
いざデンマークに来たら、さまざまな手続きがありますが、まずは住む場所を探さなくてはいけません。
アパートに住む、ルームシェアをする、ハウスシェアを探す、集合住宅を探す。。。いろんなタイプの住み方があります。この集合住宅というのは聞き慣れない言葉かもしれませんね。Kollektivとデンマーク語で言います。
ハウスシェアは、お風呂やキッチンは共同ではないのですが、洗濯機やゲストルームなどを共同で使います。これに対し、kollektivもさまざまな人が住みますが、風呂や居間、キッチンなど、自分の部屋以外は共同で使用します。このような集合住宅は、1970年ごろには1000件ほどデンマークにあり、とても流行ったそうです。大学の学生寮に似ているかもしれませんね。今でも、若い人から年老いた人まで、さまざまな人が住んでいます。若い人は、お金の節約のため。高齢の人は孤独を避けるためなど、などさまざまな目的や理由があり、中には趣味を共同に持ったりしているところも。小さなデンマーク人社会が見れるところです。
自分の好き勝手に住むのではなく、みんなでルールを作り、居住者同士が心地よく暮らせるように話し合いなども行われます。Boligpotal.dk などで見つけることができます。
ところで、古いアパートを借りた場合、いろんなものが見つかるそうです。
今までで奇妙だと言われるものの中には、手榴弾、猫の死体、デンマークランプで知られるポールヘニングセンの設計図など。もしこれらのものを見つけたらどうするかというのが公式に書かれていますので、ちょっと紹介しますね。
もし、ナイフ、ピストルそのたの武器をみつけた場合には、警察に通報して下さい。爆発物の専門家を派遣する必要があるかどうかを判断するそうです。これは法律で定められています。
お金や宝石などの価値のあるものも警察に通報してください。これも法律で定められています。
何か歴史的な価値のあるものは、博物館に届けてください。
その他、危険、価値、歴史的ではないけれど、面白いものがあったら、使用して構いません。その家の歴史を垣間見ることができます。
手榴弾?と思った方多いと思います。ですが、実際にこれらの物は第二次世界大戦からの武器で、コペンハーゲン警察によると、毎月、何かしらの武器等が報告されているようですよ。
ライター:nao@でんまーく